金正恩は東京大炎上の夢を見るか


2017/4/29  ”時事評論”  
ー全国の皆さん、今晩は。3ヶ月のご無沙汰でした。冬の冬眠からやっと目覚め、桜の季節は疾うに過ぎ去り、今や季節は新緑の頃。先週の23日、小生、62歳と相成りました。花の独身フリーライター、気合いを入れ直して、ブログ戦線に復帰します!  
 本日のテーマは、緊迫する「北朝鮮危機」です。4月6日・7日(米国時間)の米中首脳会談以後、日々緊張状態が続く朝鮮半島。平和惚けニッポンでは連日、評論家、大学教授、ジャーナリストらがテレビのワイド・ショー、トーク番組で「北朝鮮Xデー」を煽り立てる。今月4月に入って、北朝鮮は米中首脳会談直前の5日と朝鮮人民軍創設85周年記念日の翌日の16日に弾道ミサイルの発射を敢行したが、いずれも発射直後に自爆・失敗した。  
 このところ、TVの報道番組、インターネット番組によく顔を出す(笑)ジャーナリストの山口敬之は、「北朝鮮Xデー」を2回外した。朝鮮半島危機がピークに達した16日以降、北朝鮮による「核口撃」が続けられた。「核ミサイルは真っ先に日本の東京に向け発射される」とソン・イル日朝国交正常化担当大使が威嚇した。  
 歴史を遡ると、朝鮮戦争初期の1950年9月、マッカーサー将軍率いる部隊の仁川上陸作戦により、北朝鮮軍は国連軍に分断・挟撃され、粉砕された。これに激怒した金日成は、「日本の東京を火の海に!」と叫んだと言われる。  

 米韓の合同軍事演習と中国の仲裁によって、追い詰められた北朝鮮3代目の独裁者、金正恩は地下シェルターのベッドで東京大炎上の夢を見るか!?そして本日早朝、今月に入って3回目の弾道ミサイルを強行した北朝鮮。  
 一方、オーストラリア軍、日本の海上自衛隊との共同訓練を終えた米空母「カール・ビンソン」は29日現在、長崎県沖を北上し、日本海に入った。4回目の弾道ミサイル発射あるいは6回目の核ミサイルを発射する前に、トランプ大統領は空母「カール・ビンソン」打撃群と米・韓・日による北朝鮮への先制攻撃を決断するか!?  

ー写真カットは、朝鮮半島に向かう米海軍原子力空母「カール・ビンソン」打撃群。You Tubeの動画より転載。  

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電通OLはクリスマス・キャロルを聴くか


2016/12/25  ”時事評論”  
ー3連休最後の夜のひととき、皆さん、如何お過ごしでしょうか。今日はクリスマス。因みに私は仏教徒なので、クリスマス・イヴもクリスマスも祝いません(笑)そして本日は、昨年の2015年12月25日、東大卒の電通女子社員、高橋みのりさん(当時24歳)が、電通の女子寮から投身自殺した日である。  
 高橋まつりさんは東大を卒業後、2015年4月、電通に入社。半年後、正社員として採用されるが、月100時間を越える残業、土日も出勤し、男性上司によるパワー・ハラスメントにも悩まされ、過労とストレスによりクリスマスの25日、会社の寮から投身自殺した。 
 現在、高橋まつりさんの生前のツイッター、まつり@matuririri は鍵が掛かりリツイートも閲覧も出来ないようになっているが、私は運良く規制が入る直前にフォローすることが出来た。以下、高橋さんのラスト・ツイートを記す。   
  まつり@matuririri 2015/12/20  
  男性上司から女子力がないだのなんだのと言われるの  
  笑いを取るためのいじりだとしても我慢の限界がある。 
  おじさんが禿げても男子力がないと言われないのずるい
  よね。鬱だ~。   

 その高橋まつりさんの自殺から一年後の本日、母親の幸美さんが報道各社に向け手記を寄せた。手記には娘を失った悲しみ、娘の死が社会を変えたことへの意義が綴られ、また母親として娘を助けられなかった幸美さん自身の後悔の言葉が並ぶ。  
 電通では、高橋さんの自殺だけでなく、男性社員2人の過労死もあり、この秋、事態を重く見た東京労働局と三田労働基準監督署による電通本社に対する強制調査が始まった。司法によるメスは電通本社に留まらず、大阪など3支社と主要な子会社にまで及ぶ。厚生労働省による強制捜査は、電通の違法残業の実態を解明すべく、長期化する見通し。  

       *       *       *   

 東大卒の電通新人OLはクリスマスのその日、クリスマス・キャロルの聖歌を聴くや!?娘を失った母は、電通に娘の過労自殺を訴え続けた。当時、電通の圧力もありテレビ局も大手新聞社もほとんど報道しなかった。しかしやがて高橋まつりさんの死は、社会を法制度をそして電通の労務体質を変えた。  
 そして一年後の今日、天国の高橋まつりさんにその声が届きますように。合掌  

ー写真カットは、生前の高橋まつりさんのツイッター画像。  

  

   

世界が見捨てた町、アレッポの今


2016/12/25  ”時事評論”  
ーシリアのアサド軍は22日、反政府勢力の完全撤退を受け、北部の主要都市アレッポを完全制圧したと発表した。またシリアの政府軍は、「アレッポの治安を回復した」と声明を発表。  
 「この勝利は戦略的変化および対テロ戦争の転換点となる一方、テロ計画とテロ支援者たちにとって、壊滅的な打撃となる」と政府軍が発表。シリア政府は反政府勢力を「テロリスト」と呼ぶ。さらに政府軍は、今回の勝利を機に軍は引き続き「テロを排除し、国土全域に治安と安定を回復させるため」戦い続けると表明した。  
 国連関係者によると、今月15日以降、3万4千人以上の市民と反政府勢力がアレッポから脱出したといわれる。6日間にわたる政府軍とロシア軍によるロケット弾と樽爆弾の苛酷な空爆で市民は家を焼かれ、破壊され、家族を失い、住む土地も奪われ、過去の思い出も夢も捨て、アレッポを去る。町を追われる男は卑劣なアサド軍に憤り、黒服の女たちは嘆き悲しむ。氷点下に近い大雪と強風、避難用の車両が整備不良で故障しがちの中、数千人の市民らは次々とバスに乗り込み、国連の監視下でアレッポ脱出行が始まった。  
 アレッポは、かつてシリア最大の都市であった。2011年3月のシリア内戦以来、アレッポ市街は政府軍が西側、反政府勢力が東側を支配してきた。2015年9月末、ロシア軍がシリア空爆に参加した。今年に入り、アサド軍はイランのイスラム教シーア派民兵の加勢もあり勢力を盛り返した。9月初め、アレッポ東部を包囲すると、住民を飢餓状態に追い込む。さらにロシア軍の空爆と地上の特殊部隊の援軍を得て、11月中旬には反政府勢力の防衛線を突破。その後も政府軍は迅速に進攻を続けた。停戦合意が成立した今月中旬には、アレッポ市内全域を掌握するに至る。   

 米国が欧州が世界が見捨てた町、アレッポ。そして今やこの地には、市民、女子供、病院までも空爆し、自国民50万人を殺害・虐殺し、全人口2200万人のうち、500万人を難民として国外へと追いやったヒットラー以上の独裁者、神をも畏れぬ「21世紀のモンスター」、シリアのバッシャール・アサド大統領がこの世のホワイト・デビルの如く君臨する。  
 翻って本年、アジアでアフリカで欧州でそして米国の各国で独裁者が跋扈した2016年、やがて世界は、人道主義と民主化運動の死という取り返しの出来ない過失とその付けを思い知らされることになるだろう・・  

ー写真カットは、厳寒の雪の中、アレッポを追われ、市民らが乗り込む脱出用のバスが延々と並ぶシーン。12/21付、AMCのニュース動画から転載。  

真珠湾攻撃から75年


2016/12/13  ”時事評論”   
ー12月8日は、75年前の1941年12月7日(ハワイ時間、日本時間8日未明)、真珠湾攻撃があった日である。山本五十六連合艦隊司令長官による軍事作戦と命令の下、それに先立つ11月26日早朝、日本海軍空母機動隊の空母「赤城」を旗艦とする南雲機動部隊が、エトロフ島のヒトカップ湾をハワイに向け出港した。  
 12月7日朝、ハワイ(当時は米国の準州)のオアフ島真珠湾にある米海軍太平洋艦隊基地を日本海軍の戦闘機数百機が二派に分かれ、次々と攻撃した。この真珠湾攻撃により、米海軍は戦艦「アリゾナ」を含む8隻を撃沈もしくは航行不能とされた。戦死者は、民間人68名を含む2、413名。  
 12月7日のその日、米国は日曜日であった。その朝、ワシントンの駐米日本大使館に出勤した電信課員は膨大な暗号電報を解読し、その覚書が野村吉三郎駐米大使から国務省のハル国務長官に手渡されたのは、真珠湾攻撃の1時間後であった。その結果、野村大使とハル国務長官が和平交渉を続けていたにもかかわらず、外務省と現場の大使館員の手違いもあり、日本側の正式な宣戦布告は米国に正確に伝わらなかった。  
 日本海軍による米国の意表をつく奇襲攻撃とも言える真珠湾攻撃を当時の米国マスコミは一斉に騙し討ちと報じ、「リメンバー・パールハーバー!」と米国民の感情を煽り立てた。ここに、米国民の反日感情は沸騰。開戦に消極的であったフランクリン・ルーズベルト大統領は、この米世論の後押しにより米議会で開戦の承認を得る。翌日8日、米国は日本に宣戦布告した。かくして世界はその後、3年9ヶ月に及ぶ世界大戦へと突入する。   

       *       *       *   

 そして真珠湾攻撃から75年後、12月26日・27日の両日、安倍晋三首相とバラク・オバマ大統領が揃ってオアフ島の真珠湾を訪問し、戦死者に慰霊する。さらに現在、米太平洋軍司令官は、日系人のハリー・ハリス氏である。日米開戦により、米国の日系人は全財産を没収され、砂漠の強制収容所に隔離された。戦後も、日系アメリカ人は壮絶な差別と迫害を受け続けた。  
 真珠湾攻撃から75年後の21世紀、日米は過去の恩讐を乗り越え戦後を清算し、新しい同盟と希望の架け橋の始まりとなるか!?  

ー写真カットは、靖国神社の遊就館に展示してある復元された零戦(零式艦上戦闘機)の勇姿。2004年11月19日撮影。  

ドナルド・トランプは米国の救世主となるか


2016/11/19  ”時事評論”  
ー11月8日(米国時間)、注目の米大統領選は大方のメディアの予想を覆し、ヒラリー・クリントンを逆転し、ドナルド・トランプが勝利した。その夜、全米を「トランプ・ショック」が覆い、ニューヨーク市では反トランプ派のデモ隊がトランプ当選に抗議。リベラル、理性的と言われる民主党支持派の一部が暴徒化した。  
 政治的経験も申し分なく、資金力・人脈も豊富でメディアでも人気の高いヒラリー・クリントンがなぜ敗北したのか!?選挙期間中、暴言を繰り返し全米のメディアから批判を浴び続けた逆風の中、なぜドナルド・トランプは勝利することが出来たのか!?なぜ全米のメディアはトランプ勝利を予測出来なかったのか!?   
 17日夕(日本時間18日午前)、安倍晋三首相が世界の他の首脳に先駆け、ドナルド・トランプ次期大統領とニューヨーク市で会談した。安倍首相はトランプ・タワーの自宅で1時間半会談を行い、「トランプ氏は信頼できる指導者だと確信した」と記者団に語った。トランプ氏も早速、自身のフェイスブックに安倍首相とのツーショット写真を掲載した。現在、トランプ次期大統領の政権移行チームによる各国首脳陣の会談とトランプ政権の閣僚選びは、着々と進んでいる。  
 選挙戦を通じて、対立候補とヒラリー・クリントンを打倒するため暴言を吐き続けたドナルド・トランプが大統領に信任された今、敏腕「セールマン」から本当の政治家ドナルド・トランプ大統領へと脱皮するのか!?来年2017年1月の就任式以降、トランプ大統領は従来のワシントン流政治を一新し、果たしてアメリカを再建し世界を再構築する救世主たり得るのか!?  
 私は2017年以降も「トランプのアメリカ」をwatchし続ける!  

ー写真カットは、11月8日夜、2016米大統領選の当確を得て、勝利宣言するドナルド・トランプ氏と副大統領候補のマイク・ペンス氏(左側)。11/9付、”Voice of America”の選挙速報のニュース動画より転載。  

  

プロフィール

二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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