UFCファイター、堀口恭司選手が勝利!


2016/11/29  ”UFCシリーズ ”  
ー全国100万人のUFCファンの皆さん、今日は。「隠れ総合格闘技」ファン(笑)の二階堂です。本日は、先々週行われたUFCの試合についてレポートします。  
 11月19日夜(現地時間)、北アイルランドのベルファストでUFC Fight Night Belfast大会が開催された。話題のチャンピオンシップや他の選手の試合はスルーして、注目の日本人UFCファイター、堀口恭司選手(26)の試合について語りたいと思います。生憎と日本時間では20日未明2時開始の試合だったため、リアルタイムで試合の観戦は出来ませんでしたが、以下経過と試合結果についてお伝えします。  
 現在、UFCで7戦6勝1敗の堀口恭司選手(UFCフライ級4位 )は、ロシアのアリ・バガウティノフ選手(31、UFCフライ級8位)と対戦した。バガウティノフ選手はアマレス出身者で、元コンバット・サンボ世界王者。また同選手は2014年6月、UFC世界フライ級王者
デメトリアス・ジョンソン相手に5分5Rフルランドを戦い抜き、判定で敗れた実績を持つ強豪。堀口選手も昨年4月、王者デメトリアス・ジョンソンに挑戦し、敗北した。共にUFC王座挑戦経験のあるランカー同士の一戦。  
 1R,堀口選手の右飛び膝をバガウティノフ選手がキャッチし、ケージ際でテイクダウン。堀口は立ち上がると、巧みに体勢を入れ替え、逆にバガウティノフをケージに押し付ける。足を引っ掛けてバガウティノフのバランスを崩すと、堀口は背後からパンチを打ち込む。これを逃れたバガウティノフはまた組み付き、堀口を抱え上げテイクダウン。しかし堀口は直ぐに体勢を入れ替えスタンディングへ。   
 2R,両者は接近戦から組み手の攻防へ。堀口は離れ際に膝蹴りを叩き込む。距離が近付き、バガウティノフが踏み込むと、堀口は強烈な左フックを放つ。ぐらついたバガウティノフは堀口に組み付くが、堀口は上手く組みの攻防をコントロールする。  
 3R,堀口は前に出てくるバガウティノフと打ち合いに。バガウティノフは片足タックルを仕掛けるが、堀口はケージを背中にして堪え、上から肘を落とす。再びバガウティノフがタックルを試みると、堀口は今度は鋭い膝蹴りで応戦。終盤では再び組みの攻防戦から、堀口が下に潜り込みテイクダウンを奪う。  
 試合結果は、バガウティノフ選手相手に組み負けることなく試合展開を常に有利に進め、オールラウンドに進化するファイトを見せた堀口選手が、3-0の判定で勝利した。試合後、堀口選手はマイクに向かって、「KOしたかったので、もっと練習しないといけない」と英語でアピールした。  
 これで堀口選手は、UFC第8戦目を勝利。通算成績8戦7勝で、現在UFCフライ級3位となる。歴代日本人UFC選手中、最高位。

<堀口恭司選手の略歴>  
 ☆1990年、群馬県高崎市出身。5歳から父親の影響で伝統派空手を始める。当時、K-1で活躍した山本”KID”徳郁選手に憧れ、高校卒業と同時に上京し、山本のジム「KRAZY BEE」に入門。2010年、修斗でプロデビュー戦。2013年、修斗世界フェザー級王座獲得。同年10月よりUFCに参戦。  
 UFC4連戦を経て、2015年4月、UFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンに挑戦。試合終了直前に、腕ひしぎ十字固めで初の一本負けを喫する。2016年1月から拠点を米国に移し、フロリダ州の名門ジム、アメリカン・トップチーム(ATT)に移籍。同年11月19日、UFCベルファスト大会でアリ・バガウティノフ選手と対戦し、判定勝利。165センチ、体重57キロ。  

 ☆堀口恭司選手のツイッター  :  Kyoji horiguchi@kyoji1012    

<参照データ>   
 ☆「ゴング格闘技」(2016年8月号)”特集 進撃のUFC:『進撃の巨人』諌山 創X『UFC世界フライ級4位』堀口恭司対談「壁を突き破れ!」  

ー写真カットは、UFC Fight Nightベルファストの試合で2R後半、シュートフックでバガウティノフ選手を圧倒する堀口選手。  

  

 
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君はUFC197を魅たか


2016/4/24  ”総合格闘技UFC”   
ー全国100万人の総合格闘技ファンの皆さん、今晩は、二階堂 新です。1月末以降、暫く冬眠していましたが、4月に入り桜が各地で咲き乱れ、春爛漫のわが季節と相成りました。因みに小生、23日が誕生日、61歳になりました。えっ、誕生日プレゼントはいいからサ(笑)  
 ということで、ジョークはこれ位で。完全復活した二階堂、本日は総合格闘技についてアツク語りたいと思います。昨日4/24(日)午前
7:30より、「ニコ生」で「総合格闘技UFC197完全生中継」が生放送された。ところが開始から3時間程の間、運営側のミスで音声がない!3時間30分後、やっと音声が復活し、日本語による実況解説が入る。  
 先週の23日土曜日夜(米国時間)、現地アリゾナ州ラスベガスの試合会場からFOXテレビのアナウンサーが実況生中継を伝える。これを同時進行で、「ニコ生」の西達彦アナ、元修斗世界ウェルター級王者の弘中邦佳選手、格闘技ライターの堀江ガンツの3人が解説するが、3人共英語があまり得意でないのか、何かもの足りない(笑)   
 私が注目したのは、以下の2試合。まずフェザー級5分3Rで行われたヤイール・ロドリゲス選手vsアンドレ・フィリ選手の試合。恐らく本日のベスト・バウトになるであろう名試合だった。ロドリゲス選手は、メキシコ出身の若手選手。現在、UFCでは3連勝中、テコンドー黒帯で多彩な蹴り技をリングで繰り広げる。ラスベガス初デビューとなる今回の試合、オクタゴンのリングに片手で側転しながらの登場。
 試合開始。1Rは、両者ほぼ互角。しかし2R開始直後、パンチの応酬からロドリゲス選手は得意の蹴り技で連続攻撃へ。畳み掛けるようにハイキック、サイドキック、そして必殺の二段蹴りで鮮やかなKO勝利を魅せた。  
 そして次に、メインイベントのライトヘビー級暫定王座決定戦。UFCの問題児、ジョン・ジョーンズ選手(1)vsオヴィンス・サン・プルー選手の好カード。1年3ヶ月振りの復帰戦となる、元ライトヘビー級チャンピオンのジョーンズ選手(28)は、激闘の末5分5R25分間を戦い抜き、判定3-0で勝利した。様々なプレッシャーとスキャンダルを跳ね返し、見事王座に帰り咲いた。   

 昨年2015年11月13日、オーストラリアのブリズベンで開催されたUFC193で、女子世界バンタム級王者ロンダ・ラウジーが挑戦者ホリー・ホルムに衝撃的なKO負けを喫した。ここに、3年間UFC最強女王に君臨したロンダ・ラウジーの時代は終焉した。そして新王者、ホリー・ホルムも今年3月5日のUFC196でミーシャ・テイトに一本負けで破れ、現在ミーシャ・テイトがUFC女王となる。 
 またUFCで活躍する日本人選手に菊野克紀選手と堀口恭司選手がいる。菊野選手はUFCで2連勝したが、現在多くの選手を抱えるUFC側の都合もあり、リリースを受け入れ今後は、国内の試合に集中すると言う。UFCで5勝して25歳と若く、現在本場アメリカのジムで海外武者修行中の堀口選手は、5月8日(日)のUFCFight Nightロッテルダムでニール・シーリー選手と対戦する。UFCのオクタゴンで戦う日本のサムライ・ファイターよ、出でよ!  
 次回のUFC198は、5月14日(土)ブラジルで開催される。世界最高峰のMMA、UFCファイターのアツイ戦いにこれからも乞うご期待!   

<脚注>   
ー(1)ジョン・ジョーンズ選手:2014年12月、試合後の薬物検査で体内からコカインの成分が検出された。また2015年4月、車を運
  転中、信号無視で追突事故を起こす。警察による取り調べ中、車内からマリファナの吸引器が見つかる。二度にわたる不祥事で、
  以後UFC出場無期限停止となり、王座は剥奪された。  
   しかし、リングではほぼ無敗のMMA戦績、21勝1敗。23歳で、史上最年少のUFC王者となり、ライトヘビー級王者として過去最多  8回の王座防衛に成功する。   

ー写真カットは、UFC197のメインイベントで判定で勝利し、1年3ヶ月振りに王座に返り咲いたジョン・ジョーンズ選手。後方に、チャンピオン・ベルトを手にしたUFCプロデューサーのデイナ・ホワイト。4/24放送の「ニコ生」「総合格闘技UFC197完全生中継」のシーンから転載。




   

プロフィール

二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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