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広河隆一のセクハラ騒動を斬る!

2018/12/27  ”時事評論”   
ー12月26日発売の「週刊文春」が特集記事『世界的人権派ジャーナリストの性暴力を告発する』を掲載した。同記事によると、著名フォトジャーナリストの広河隆一氏(75)による性暴力被害を7人の女性が告発した。 
 当時二十歳だった、「Days Japan」編集部でアルバイトを始めた杏子さん(仮名)は、ホテルの一室で広河氏に強制的に性行為を強要された。被害女性たちが10年以上前の出来事を告発しようとした切っ掛けは、ハリウッド映画の大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインを女優たちがセクハラ被害で訴えた2017年に始まった#Me Too運動から。  
 職場の上司であり編集長でもある広河氏によるセクハラとパワハラに成す術もなかった彼女は度重なる広河氏のセクハラに嫌気が差し、職場を去る。またジャーナリスト志望だった当時女子大生だった麻子さん(仮名)も広河氏のアシスタントになると、ある夜ホテルの部屋で肉体関係を強要された。   
 その後も何度か関係を持つが、彼女は体調を崩し職場を離れる。しかし再び広河氏から連絡があり同行取材中、ホテルの部屋でまたも関係を迫る広河氏。その翌年、麻子さんは他の女性もセクハラ被害を受けていたことを知り、以後広河氏と完全に決別する。この二人の他にも広河氏に全裸の写真を撮られたと証言する元アシスタントの女性がいる。さらにこの三人の他にも広河氏にセクハラ被害を受けたとする四人の証言がある。   

 広河隆一氏は1943年、中国の天津市で生まれる。早稲田大学を卒業後、イスラエルに渡航し、キブツで農業ボランティアに従事する。渡航中の1967年6月、第三次中東戦争が勃発、イスラエルが大勝利する。広河氏はパレスチナ人の苦難を写真で記録し、以降フォトジャーナリストとして中東取材を重ねる。  
 2004年3月、フォトジャーナリズム月刊誌「Days Japan」を創刊、編集長を務める。様々な写真賞を受賞し、チェルノブイリ原発事故や薬害エイズ事件の報道写真でも有名。日本の報道写真界で重鎮的人物。  
 東京取材を続けていた2006年当時、私は写真の売り込みも兼ね「Days Japan」編集部に電話を掛けたことがある。広河編集長と電話口で数分間話をしたが、どこか独断的で左翼的言辞に違和感を抱いた記憶がある。写真は下手だし(笑)、なぜか写真は戦場の暗い死体ばかりだ。   

 「週刊文春」の告発記事を受け、広河隆一氏本人が26日付け朝日新聞に小さな謝罪文を掲載した。また同日、広河隆一氏は「Days Japan」の編集長と代表取締役を解任された。  
 「週刊文春」の記者の問いに、「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、僕は職を利用したつもりはない」と嘯いた広河隆一。自らの地位と立場を悪用して、職場の女性にセクハラと性暴力を強要していた広河隆一。報道写真家になりたいと願うジャーナリスト志望の若い女性たちの夢を打ち砕いた広河隆一を断じて許すことは出来ない!  
 報道写真の世界は男性優位社会で師弟関係が強いと言われるが、今回の著名フォトジャーナリスト、広河隆一のセクハラ被害を徹底的に追究・解明し、次の新しい世代のため体質改善を強く望む!  

<参照データ>   
 ☆「週刊文春」1月3日/10日号特集記事『世界的人権派ジャーナリストの性暴力を告発する』   
  
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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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