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スリランカ連続爆破テロ事件を問う!


2019/4/29  ”時事評論”    
ー21日朝(現地時間)、スリランカの最大都市コロンボなど3都市の教会、ホテルを含む8ヶ所で連続同時爆破テロ事件が起きた。日本人犠牲者1人を含む31人の外国人、合わせて253人が死亡し、約500人が負傷した。  
 警察は直ちに、事件に関与した40人を逮捕。スリランカ政府は23日、非常事態宣言を全土に発令。同じく23日、「イスラム国(IS)]が今回のテロ事件に関わったとの見方を示した。そしてテロ事件発生から2日後の23日、「イスラム国」は自らのメディアを通じて犯行声明を発表した。     

      *       *       *   

ースリランカは狭い国土に仏教、ヒンズー教、キリスト教、イスラム教が混在するモザイク国家である。2009年、26年に渡って続いたスリランカ政府とタミール・イーラムの虎(LTTE)による内戦が終結。その内戦終結から10年後、253人が犠牲となったスリランカ史上最悪のテロ事件が起きる。  
 今回の連続爆破テロ事件の背後にはイスラム過激派「イスラム国」のメンバーらが関与。スリランカ治安当局は26日、テロ事件の家宅捜索で「イスラム国」の旗を押収。家宅捜索の際、武装グループと治安部隊との間で銃撃戦があり、15人が死亡。またテロ実行犯には高学歴者が多く、実行犯の一人はオーストラリア留学中に「イスラム国」の勧誘役と接触し、イスラム過激派の思想に感化されたことも判明した。   
 テロ事件の首謀者のイスラム系過激組織「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」の指導者、ザフラン・ハシム容疑者は自爆テロで死亡。治安当局は海外の「イスラム国」との接点を現在捜査中。    
 「イスラム国」はシリアでは一掃されたが、「イスラム国」建国者で最高指導者のアブバクル・バクダディ容疑者は依然行方不明のまま。その残党が海外に飛び火し、尚も各地でテロ事件を引き起こす。「イスラム国(IS)」建国の背後には「9・11テロ」がそうであったように、イスラエルがISの活動を支援するマッチポンプの陰謀説あり。  
 「9・11テロ」からこの秋で18年になる。平和な世界ではなく、世界中にテロと恐怖を煽り立て人々を混乱に陥れるテロリストと彼らを利用する更なる巨悪が世界には存在する。今回のスリランカのテロ事件では、事前にインド当局から警告があったにもかかわらず、政争に明け暮れるスリランカ政府と治安当局はテロリストの動きを見逃し、史上最悪の大惨事を招いてしまった。テロの脅威を自覚し常に警戒を怠らず迅速に対処していれば、被害も犠牲者ももっと防げたはずだ。   
 これからも私はわがペンで巨悪を追及し続ける!   

ー写真カットは、自らのメディアを通じて、犯行声明を発表したイスラム過激派組織「イスラム国」の映像を伝える4/24付けのTBSNewsのニュース映像から転載した画像。   

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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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