ジャーナリスト、山本美香、戦場に死す

「時事テーマ」:2012/8/23 ”2012フリー・ライター・シリーズ ”  
ー8月20日、内戦が続くシリアで取材中の日本人ジャーナリスト、山本美香さん(45)が、戦闘に巻き込まれ
死亡した。   
 日本政府の発表より先に、20日夜その遺体が、You Tubeの動画で公開された。アップしたのは、山本さんが
同行取材していたシリア政府反体制派の自由シリア軍の兵士。その遺体の横で、アサド政権への抗議と戦場の悲惨
さを訴える。   
 山本さんは、1995年、独立系通信社のジャパン・プレス(代表・佐藤和孝)に入社。今回取材のため、今月
14日にシリア入り。20日、同僚の佐藤氏と共にアレッポで取材中、至近距離から政府軍の銃撃を受けたという。   
 その後、21日未明、「日本人ジャーナリストが銃撃され重体」と日本のメデイアで報じられた。昨年3月以後、内戦が続くシリアで死亡した外国人ジャーナリストは、山本さんで4人目になる。山本さんは、アフガンやイラク、チェチェンでの戦争取材で活躍し、2003年、優れた国際報道を行ったジャーナリストに贈られるボーン・上田賞を受賞した。   
 22日、遺体が搬送されたトルコの病院で司法解剖が行われ、山本さんは激しい銃撃を受け、出血多量の状態だったことが判明した。遺体は23日、トルコの最大都市イスタンブールに運ばれ、親族と対面後、24日に日本に
移送される。    

 ☆参照:You Tubeで、[山本美香]を検索すると、最新の動画あり。   

   x    x    x    

 ー2007年9月、ミャンマーで取材中に亡くなった長井健司さん以来の日本人ジャーナリスト死亡ニュース。
  日本人は兎角情緒的にその死に同情するが、ロバート・キャパ、沢田教一、そして若き日決死の覚悟でベトナ ム行きを志願した開高健にとって、戦場カメラマン、従軍記者とは、常に「死」と隣り合わせの職業ではなかっ たのか。さらに言えば彼らにとって、戦場で撮り続け、書き続け、生き残ることこそが本来の使命であったと、
 私は強く確信する。   
  戦場ジャーナリスト、山本美香氏、シリアの戦場にて死す。黙禱・合掌。












スポンサーサイト

■ Comment

No title

ジャーナリストを標的にした政府軍の狙い撃ちだったようですね。
シリア情勢を国外に知られたくなかったのでしょう。
これは明らかに犯罪なので、日本政府は毅然とした対応をするべきです。

戦場ジャーナリストの遺志

 25日夜、死亡したジャーナリスト、山本美香さんの遺体が、
東京都内の自宅に戻った。警視庁は、刑法の国外犯規定を適用
し、捜査本部を設置し今後捜査する。   
 かつて小田実が激動するアラブに現地入りし、身を挺して伝
えた中東情勢。欧米の利害と民衆の願いと祈りが、複雑に交錯
する現実がある。   
 戦場ジャーナリスト、山本美香氏、シリアの戦場にて死す。
私は、フリーライターとしてその遺志を受け継ぐ。黙禱・合掌
非公開コメント

プロフィール

二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
二階堂 新 賢者は、かく語りき
最新記事
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる