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クンドウン (2)

「時事テーマ」:2013/5/2 ”名作映画シリーズ ”  
ー私は1955年春、瀬戸内のある漁村で生まれた。弘法大師空海以来の真言宗勢力が根強い土地柄だった。一歳半で、菩提寺弘泉寺の保育園に預けられた。私は覚えていないが、3、4歳の頃、父が夕方迎えに来るまでの間、本堂でお勤めする住職の所作を眺め、帰宅後、食卓で箸と茶碗を使ってその真似をしていたという。  
 少年期、思春期を通じ、仏道と修行僧のその姿に憧れた。1975年春、同志社大学に入学。大学のスクールカラーもあり、聖書のページをめくり、キリスト教会史を学び、隣接する相国寺の道場で参禅にも通った。中学以来、私にはアメリカ行きの夢があった。大学卒業後、就職もせず、日々肉体労働のアルバイトに
明け暮れ、米大学留学の入学通知を待ち続けた。1980年春、待ちに待った米大学からの入学通知を受け取り、同年夏の終わり、渡米。25歳の私は未だ「悟り」にはほど遠く、わが宗教遍歴は続くのだった・・ 本作ストーリーに戻る。かくして1939年、4歳の少年ラモは、ダライ・ラマ14世として正式に就任
した。ラマ僧一同、一般信者、そして父と母、兄弟までも幼きクンドウンを礼拝し、五体投地を繰り返す。
その後、ラサのポタラ宮へ旅立つ一行。高僧たちに手を取られ、長い石段を登り、宮殿内に入る少年クンド
ウン。その姿を見送る母と父。  
 剃髪式を済ませると、早速待従長のポンポが挨拶に来て、宮殿では高僧たちによる新法王の指導・教育が
始まる。そんなある日、摂政レテインの身に陰謀が迫る。宮殿内部でレテインは大きな力を占めていたが、
ラマ僧らにより引退を余儀なくされる。終にポタラ宮を去る摂政のレテイン。  
 宮殿の一室で、3人の高僧が幼き法王に悟りを説く。  
 「救いとなる三宝とは、すなわち仏・法・僧なり」とリン師。  
 「レテインは?」と尋ねるクンドウン。「ラサを去りました」「彼は退任し、新しい摂政と交代し」ともう一人の高僧が答える。「では、お前が新しい摂政だ。これは命令だ」とそのタクラ師を指名する新法王。
その後、暗く重く陰謀が見え隠れするポタラ宮を嫌い、夏の離宮へと移るクンドウンと一行。そこには、豊かな自然とたくさんの動物がいた。  
 1944年、9歳になったクンドウンは、宮殿の宝物庫に入り、ダライ・ラマ13世の遺品や様々な貢ぎ物を手に取る。中でも映写機と望遠鏡が気に入り、早速宮殿からラサ市街をその望遠鏡で眺める。連日、高僧による法話が続く。リン師が説く。   
 「仏陀が説かれた四つの真理をお忘れなきよう」  
 「苦しみの真理、苦しみの原因、苦しみからの解脱ー」と少年クンドウンが答える。すると、
 「謙虚さに欠けております」とタクラ師が遮る。高僧は、少年法王に自らの頭で考えることを教え諭す。
 「苦しみの源は、傲慢です」「さあ、お答え下さい」と問い掛けるタクラ師。しばし熟慮し、答える。
 「人は求道によって、苦しみを断つ力を得る」と少年法王。頷く二人の高僧。   
 チベット仏教の深遠な教義を学ぶ一方、若きクンドウンはポタラ宮の部屋で、「ライフ」誌のページをめくり、世界地図を広げ、最新の国際情勢を知る。  
 「わがチベット軍の数は」と尋ねるクンドウン。「5000です」と答える待従長ポンポ。「チベットは
安心だ」と言い返す若き法王。   
 しかし1940年代後半、世界は激動の時代へと突入する。チベット高原の国、チベットとクンドウンも
その大きな時代の波に飲み込まれる。ある日、ポタラ宮の少年法王の前で中国式の舞いを披露した男が、神がかりとなり、王座に座るクンドウンに向かって予言するのだった・・・   
 「先代の警告に耳を傾けよ。さもないと、戦争がこの国を襲うだろう。心せよ」  
ー以下、第3弾に続く。   

   Bye now.See you tomorrow.   

      x    x    x    

























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Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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