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クンドウン (3)


「時事テーマ」:2013/5/3 ”名作映画シリーズ ”  
ー1980年秋、米中西部の州立大学にて秋学期がスタート。当時、その大学のキャンパス内では統一教会の影響が強く、アメリカ人学生、留学生らが盛んに活動していた。その時の経験を基に、私は「アメリカ・
アメリカ」二階堂 新でわが宗教体験を描いた。  
 1982年1月、帰国。尚もわが宗教遍歴は続く。新約、旧約聖書、各仏典を読破し、キリスト教会の日曜礼拝に参加し、大徳寺の参禅教室にも通った。度々実家に帰省した縁で、わが真言宗密教の教義とその仏教史への理解を深める。東寺、仁和寺を訪れ、各行事、法話講演にも屡々参加した。  
 それと同時に、毎年、数ヶ月毎に、仁和寺成就山の八十八ヶ所巡拝行路を一人でよく回った。2003年
秋、その成就山の四国八十八ヶ所霊場巡りに通じる巡礼の道で、私は仁和寺教学部長M・K師と邂逅した。師
は、岡山市内にある真言宗御室派寺院の住職でもあった。終に、わが「大長養」はここに完結し、成就した。合掌   
 本作ストーリーに戻る。不吉な予言を残した男を退却させた後、タクラ師は、ダライ・ラマ13世の遺書
を少年クンドウンに見せる。   
 「私は、18歳でチベットの政治的、精神的指導者として責任を負わされた。やがて中国がわが国に侵略し、我々は中国軍を撃退した。だが再び起こり得る」   
 「子供の私に何ができる」とパラ師とタクラ師の前で少年法王は、真情を吐露する。「やがてその重き責務に目覚め、なすべきことが見えるでしょう」とパラ師が力強く進言する。  
 1945年夏のある日、ポタラ宮の一室で、米軍機による史上初のヒロシマへの原爆投下の映像シーンを
固唾をのみ見詰めるクンドウン。   
 宮殿では、いつものように高僧たちによる法話講義が続いていた。そこへ銃声が響く。急いでクンドウン
の頭に布を被せ、避難するラマ僧ら。   
 「見えない!何事だ!」と布を払い除け、窓から外を見る少年法王。前摂政レテインが造反し、僧兵らと
銃撃戦があった事実をパラ師から知らされる。早速、高僧と長老らによる閣議が召集される。議題は、レテインと中国について。   
 僧が銃を手に戦ったことにクンドウンは驚き、宮殿内に牢獄があることにも衝撃を受ける。次に、対中国
政策について高僧たちと討議する。  
 「チベットはチベットだ」と考える若き法王は、隣国のインド、英国、そしてアメリカとの協力関係を模索し、アメリカ大統領に手紙を書くことを決意する。閣議後、タクラ師に毅然と言い放つクンドウン。 
 「レテインは、私を見い出してくれた私の師だ。よい待遇をするように」「それと今後、私にすべてを報告して下さい」その夜、書斎でトルーマン大統領あてに書簡を書くクンドウンにタクラ師が告げる。  
 「法王、レテインが牢獄で亡くなりました」  
 ある日、またタクラ師が悲痛な表情で伝える。  
 「父上がお亡くなりになりました」  
 故郷に帰り、クンドウンは、自ら父の法要を執り行う。チベット式の「鳥葬」の儀式が行われ、遺体を切り刻み、ハゲワシが空に舞い、それに群がるリアルなシーンが描かれる。  
 第二次大戦後、「赤い中国」を率いる毛沢東は、チベットに対し、「チベットは中国の領土の一部である」とする3つの要求を突きつける。しかし1949年、14歳になったクンドウンは決断する。  
 「中国の要求は、すべて拒否する。3つの条件には耳を貸さない」「民の声と守護神の声を聞こう」 
 ポタラ宮の部屋から、チベット民族衣裳で歌い踊る民衆を見守る若き法王。そこへタクラ師が、静かに報告するのだった・・・  
 「法王、中国軍が侵略をー」  
ー以下、第4弾に続く。    

   Bye now.See you tomorrow.   

      x    x    x   
 

 

























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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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