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コーラスライン (3)


2013/8/11  ”名作映画シリーズ ”  
ー私のミュージカル映画初体験は、中学生の頃だった。中1の師走、父にねだって、当時、岡山市内の洋画
名画館で上映されていたミュージカル映画『チキ・チキ・バン・バン』(1968年)に、バスを乗り継いで連れて行ってもらった記憶がある。  
 あの『007シリーズ』の原作者、イアン・フレミングの原作をミュージカルに仕立てた作品。20世紀初頭の英国が舞台。かつて数々の自動車レースで優勝した往年の名車を改造し、「チキ・チキ・バン・バン」号と名付け、その活躍と冒険を描いたファンタジー・ミュージカル映画。デイズニーの名作映画『メリー・ポピンズ』の製作スタッフが再結集して製作したことでも有名である。  
 意思を持ち、空を飛ぶ車、「チキ・チキ・バン・バン」号に合わせ、ミュージカル風に大画面一杯に役者たちが歌い踊る名シーンに、暗がりの映画館の中、中学生の私は、心が震えた。  
 本作ストーリーに戻る。舞台下から、ダンサー達の歌とダンスと演技を真剣に見詰めるザック。  
 「クリステイン」とマイクを通じて、ザックが指名する。19歳の新妻のクリステイン(ニコール・フォ
ッシー)は上がってしまい、うまく答えられない。後方から、夫のアル(トニー・フィールズ)が、耳打ち
して加勢する。何とかザックの質問に答え、後ろに下がるクリステイン。  
 その後、「少し休もう」とザックが言う。休憩時間となり、その間キャシーと話すラリー。  
 「3階の小道具部屋へ行っててくれ。ザックによく話しておくから、大人しく待っててくれ。いいかい」
 「私、仕事が欲しいの」とキャシーが呟く。  
 次は、夫のアルの番。妻のクリステインと共にオーデイションを受けに来た、イタリア系ニューヨーカー
のタフ・ガイ。  
 「才能は抜群ではないが、踊ることには自信がある」と一言言うと、さっさと列に戻るアル。  
 「次は、僕を!」とマーク(マイケル・ブレビンズ)が、待ち切れず自ら名乗り出る。まだ17歳の少年
ダンサー、マークは、自身の青春の目覚めを卒直に語り、歌とダンスで表現する。  
 続いて、グレッグ(ジャステイン・ロス)が進み出て、自らの体験とゲイであることを告白する。今度は、黒人ダンサーのリッチー(グレッグ・バージ)が、自身の初体験について語る。天才ダンサーのリッチーが、♪サプライズ!♪と熱唱し、歌って踊って魅せる。  
 さらに、リッチーと15人の男女のダンサーが次々と、ソロで群踏で踊り歌い魅せる。ここから、本場の
ブロードウェイ・ミュージカルのダンスをタップリと魅せてくれる名シーンが続く。  
 続いて次は、いつも子供に見られることに反発を抱く23歳のチャイニーズ系の小柄なダンサー、コニー
(ジャン・ガン・ボイド)が、自己紹介する。ここで、同じニューヨークのダンス・スクールに通っていた
ダイアナが再登場。時代遅れの演技指導の亡き恩師に、オマージュを込めて、情感タップリと歌って踊って
演技する。  
 ♪マリア様、どうか私を女優にして下さい♪  
 そして今度は、ドン(ブレイン・サベージ)が答える。妻と母と2人の子供を持つ苦労人のドンが、皆の
前、本音で語る。  
 「俺はウェイターで、女房がいて子供は2人」「お袋は、生活保護で暮らしている」「昼間の俺はウェイターだが、職業はダンサーだ」と堂々と宣言するドン。   
 「次は、バル。話を聞かせてくれ」とザックが言う。バル(オードリー・ランダース)が、ブロンド・ヘアー、ピンクの大胆な衣裳で、自らのオーデイション体験を歌い踊って魅せる。  
 ♪ダンスは10点、でもルックスは3点。それでアタシは、整形外科医の所へ♪ ♪バストとお尻を整形、私の人生はバラ色よ♪とマリリン・モンローのように、セクシー&キュートに女の魅力を表現するバル。
 「次、ポール」とザック。「はい」と言って、進み出たポールはザックの質問に乗り気ではなく、早々と
切り上げ、列に戻る。また5分の休憩後、オーデイションが再開。ジュデイ(ジャネット・ジョーンズ)が
持ち前のジョークのセンスと天性の明るさで、皆を笑わせる。  
 「ラリー、ラリーはどこだ?」と席を立つザック。「下に行って、「ワン」の曲を流せ」と指示する。全員が去ったステージに、再び紫のレオタード姿のキャシーが立つ。舞台下のザックが言う。
 「僕に仕事をさせてくれ」  
 「私にも仕事をさせて」「オーデイションを受けさせて!」とキャシーが訴える。  
 「ダメだ!」と言い続けるザック。「今日のオーデイションは、端役のコーラスだ」 
 「私の生き甲斐は、舞台よ!」と尚も訴え続けるキャシー。  
 ♪私はダンサー♪ ♪私に踊らせて。私にチャンスを♪とステージ上で一人、歌い踊るキャシー。かつての栄光を取り戻すかのように、人気舞台演出家のザックの前で、スター・ダンサーであった頃の輝きを今一度、
魅せて踊るキャシー役、アリソン・リードの名シーン。  
 涙を湛えて訴えるキャシー。往年の名ダンサー、キャシーが、再びブロードウェイの舞台に立てる日がやって来るのだろうか・・・  

ー以下、第4弾へ続く。  

   Bye Now.See You Tomorrow.   

      x    x    x      

   











































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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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