「餃子の王将」前社長射殺事件を追う


2013/12/27  ”「餃子の王将」前社長射殺事件”  
ー2013年、本年も後残すところいよいよ5日。年末も休みなし(笑)、ペンで戦う二階堂 新、師走のフリーライター・シリーズ第3弾です。本日のテーマは、京都市山科区で起きた事件発生から8日、「『餃子の王将』前社長射殺事件を追う!」です。  
 私がネット上で調べた限り、27日現在、犯人につながる具体的な人物像も物的証拠も特定されず、大東前社長をめぐるトラブルも依然未解決のままである。  
 因みに京都府警の捜査によると、犯行時間帯は、19日の午前5時40分から午前6時までの「空白の20分間」とされる。大東隆行・前社長(72)は午前5時半頃、自宅を車で出発。約10分後、本社駐車場に到着する。冬の早朝、周囲はまだ日の出前の凍てつく暗闇。その間、犯人は建物の影で待ち伏せし、大東前社長が車を降りた直後に近付き、至近距離から拳銃を4発発射し、前社長の胸と腹部にそれぞれ命中。   
 車のドアは施錠されたまま、車内にあった百数十万円の現金はそのまま。大東前社長は車のすぐ近くでうつ伏せ
になって倒れていた。午前6時、男性社員が前社長の携帯に電話するが、通じない。その後午前7時頃、駐車場で血を流して倒れている大東前社長を社員が発見し、病院に搬送されたが、午前8時10分、死亡が確認された。
 現場駐車場で発見された薬莢から、犯行に使用されたのは25口径の小型拳銃であることが判明。犯人は、数十
秒で4発すべてを命中させている。弾丸は直径6.4ミリ、殺傷能力は低いが、全長11センチと小さいため、上着やコートで隠せば相手に気付かれず、発射音も軽減できる。上半身を撃たれれば、出血多量で死に至らしめる威力を持つ。犯行直後、現場から走り去る車両のライトが防犯カメラに残されている。   

    *    *    *   

 「王将フードサービス」の4代目社長の大東隆行・前社長は、テレビ番組にも登場する名物社長であった反面、実際にはさまざまなトラブルを抱えていた。  
 2013年6月、「ブラック企業大賞」にノミネートされた。長時間労働でうつ病を発症した元従業員による損害賠償裁判。賛否両論の過酷な新人研修。2013年9月、金沢市の店舗内で撮影した全裸写真がネット上で公開された事件。警察は、公然わいせつ容疑で軽犯罪法違反を適用し、9人を略式起訴した。また同店舗は、その後営業停止、閉店となった。                             
 さらに2008年2月には、創業家のトラブルが起きている。「餃子の王将」創業者、故加藤朝雄の長男、3代目社長加藤潔氏の長男貴司さんが、当時3歳の長男ダニエル君を連れ、ウクライナ出身の外国人妻を残し、旅行先のエジプトで失踪した。二人の行方は、現在も依然として知れないままである。    
 そして遡れば、2000年4月、大東社長が3代目社長を退陣に追い込み、4代目社長に就任して以来、創業者一族が抱える「闇」が見え隠れする。1日に18時間働く「仕事の鬼」であり、有利子負債470億円の「餃子の王将」をV字回復させた大東隆行・前社長が、それ以前の創業家加藤一族の闇と何らかのトラブルに巻き込まれた可能性もある。   
 現在、犯人像として、犯人は、大東前社長の行動パターンを熟知し、銃の特性と扱いに精通したプロの外国人ヒットマンとの説がある。  
 次回は、いよいよ犯行のあった現場を私、二階堂 新が自らの目で見て、自らの足で歩いて検証します。乞うご
期待!  

ー写真カットは、海外で護身用として人気の25口径の拳銃、米コルト社の「コルト25オート」(モデルガン)
 



  









    
 
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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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