凍てつく冬の暗闇に潜みしは誰そ (3)

2014/1/21 ”「餃子の王将」前社長射殺事件を追う”  
ーさて、連続シリーズ「『餃子の王将』前社長射殺事件を追う!」第3弾、いよいよ事件の核心と闇に迫ります。
ここからは、二階堂 新、私の独断と偏見と直感による推理とレポートです。興味のない方は、スルーしてもらって結構です(笑)  
 ここでもう一度、昨年12月19日早朝の事件現場をシミュレーションしてみる。午前5時40分頃、雨の降るまだ日の出前、凍てつく冬の暗闇の駐車場の建物の影で犯人は、息を潜め待ち構えていた。そして大東前社長が駐車場に入り車を降りた瞬間、暗闇から近付き、至近距離から25口径の拳銃を4発発射した。  
 やはりこれは、大東前社長の動きを事前に調べ、その行動パターンを熟知したプロのヒットマンによる計画的犯行と言えるだろう。  
 因みに、犯行に使用された銃が、なぜ25口径の小型拳銃であったのか。高校時代からモデル・ガン好きだった私の推測では、犯人が銃を海外から持ち込んだとすれば、25口径の小さな銃なら、手荷物ではなく、スーツかコートの下に忍ばせて入国できる。大きな声では言えないが(笑)、空港のX線検査を何らかの工夫をして、擦り抜ける方法があるという。  
 また25口径の拳銃は、中国マフィアに多い人民解放軍出身者であれば、銃の特性と扱いにも慣れていると、警視庁の捜査関係者が指摘する。いずれにしろ昨年12月19日の犯行直後、すでに海外に逃亡し、犯人が中国の雲
南省の奥地にでも潜伏しているとすれば、犯人逮捕はほぼ不可能ということになるだろう。   

    *    *    *   

 「王将フードサービス」の4代目社長であった大東隆行社長は、テレビ番組にも出演する名物社長であった反面、実際にはさまざまなトラブルを抱えていた。   
 2013年6月には、「ブラック企業大賞」にノミネートされた。長時間労働でうつ病を発症した元従業員による損害賠償裁判。賛否両論の苛酷な新人研修。2013年9月、金沢市の店舗内で撮影した全裸写真がネット上で
公開された事件。警察は、公然わいせつ容疑で軽犯罪法を適用し、9人を略式起訴した。その後同店舗は、営業停止、閉店となった。  
 さらに2008年2月には、創業家でトラブルが起きている。「餃子の王将」創業者、故加藤朝雄の長男、3代目社長加藤潔氏の長男貴司さんが、当時3歳の長男ダニエル君を連れ、ウクライナ出身の外国人妻を残し、旅行先のエジプトで失踪した。二人の行方は、現在も依然として不明のままである。   
 しかし以上の事件とトラブルは、今回の大東前社長射殺事件の直接の原因としては、不十分であると言えるだろう。大東隆行社長が社長に就任した2000年以前、1990年代にまで遡ったトラブル、そしてそれ以降の海外
出店時のトラブル、さらには創業家の加藤一族の背後にある闇と何らかのトラブルに大東前社長が巻き込まれた可能性があると、私は推理する。   

ー次回第4弾では、いよいよ事件のその闇と隠された背後関係に迫ります。











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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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