ネイビーシールズ:チーム6 (2)


2014/2/23  ”名作映画シリーズ ”   
ー2011年5月1日午後11時30分過ぎ(米国東部標準時間)、オバマ大統領はホワイトハウスで深夜としては異例の記者会見を行い、米軍特殊部隊がオサマ・ビンラデインを殺害したと正式に発表した。オバマ大統領は、全米テレビ中継を通じて、「正義はなされた」と宣言した。   
 ビンラデイン死亡のそのニュースは、CNNによって第一報が伝えられ、その後世界中のメデイアがこれに追随した。私も当時、翌日の5月2日の深夜、オバマ大統領のその記者会見の演説をネットで聞いた。世界中に「ビンラデイン殺害」のニュースが伝わり、ニューヨーク中、全米中が人々の歓声に包まれ、大統領自らが深夜にホワイトハウスで堂々とその記者会見を全世界に向け公表するアメリカ。   
 私はここで、一言だけ言いたい。オサマ・ビンラデインは国際テロ組織アルカイダの指導者とされるが、バラク・オバマ大統領は、ノーベル平和賞受賞者ではなかったのか!?今回の米軍特殊部隊隊員による「ビンラデイン
暗殺作戦」の実行を命令したのは、他ならぬオバマ大統領自身である。ノーベル平和賞受賞者の中で、テロリストの黒幕とは言え、その殺害を指示・命令したのは、恐らく世界でオバマ唯一人のみであるだろう。  

 本作ストーリーに戻る。そして場面は、CIA特殊活動本部の会議室へ。通信衛星でターゲットが潜伏していると思われる屋敷の監視を続けた結果を局長が報告する。   
 「この白い豪邸の監視を始めて以来、分析官が何度か長身の男を目撃した。画像データから正確に算出したところ、男の身長は195センチ」   
 「捕獲ですか、暗殺ですか」とCIA情報分析官。「それは、CIA特殊活動部が決める」と米海軍シールズの制服を着た中佐が答える。その後、CIA局長が、意見を述べる。   
 「選択肢を3つに絞り、大統領に提案し、決断を委ねる」「1つ目は主権国との合同作戦だが、我々のリスクも多い」「2つ目はヘリでの襲撃だ」「3つ目は、単純に屋敷を爆破する案」「いずれにしろ、ターゲットがそこに
いる確証はない」   
 同じ頃、パキスタンのアボッターバード。パキスタン軍情報部のマリクとワセムは部屋の窓から豪邸を監視し続ける。三脚に望遠レンズを付けたデジタル一眼カメラを固定し、屋敷に出入りする女たちを撮影する。  
 そしてその同じ頃、アフガンのジャララバード米軍基地では、シールズ隊員の猛者たちが2ヶ月も前から、屋敷を模した建物でマシンガンを手に何度も訓練を積み重ねていた。   
 「進め!」「3・2・1!ドアを爆破!」「突入だ!進め!」「クリアー!」   
 再びCIA特殊作戦本部の会議室で、局長、女性分析官のヴィヴィアン、男性分析官のクリスチャンの3人が、ビンラデイン追跡と秘密作戦のシナリオについて議論する。   
 「自分のアイデアを出せよ、ヴィヴィアン!」とクリスチャンが迫る。「女だからって、馬鹿にしないでよ!」と激昂するヴィヴィアン。「二人ともやめないか!」と仲裁する局長。   
 「大統領の再選が目的ですか」と改めて問うクリスチャン。「私は政治には関与しない」とCIA本部局長。「でもパネッタ長官は違います」とクリスチャン。「もしもこれが罠だったら、我々は10年もビンラデインを追って来たのにー」   
 アフガンのジャララバード米軍基地では、今日も苛酷な訓練が続く。シールズ隊長の中佐が、檄を飛ばす。
 「撃って撃って撃ち続けろ!撃つか死ぬかだ!」「マシンガンの弾が尽きたら、腰のピストルで撃て!」  
 米軍特殊部隊隊員が用いるM4A1カービン銃で前方の標的に向け、射撃を繰り返す完全装備の隊員たち。さらに対ゲリラ市街戦を想定した実戦訓練、建物内に突入し、ドアを爆破しながら、ターゲットを撃破する実戦シミュレーションのリアルな映像が続く。   
 その訓練シーンと重ね合わせ、訓練後、隊員たちがインターネットを通じて家族、親兄弟、妻子と会話する場面が、同時進行で映し出される。   
 「パパ、だいしゅき~」とスカイプを通じて2歳の愛娘が言う。「何の任務だ?」とパソコン画面で父が問う。
「それは言えない」と息子のシールズ隊員が答える。「いつ戻る」「戻るのはいつ」「必ず戻って」と父、兄弟、妻が訴える。「愛してる」「愛してるよ」と隊員たちが、家族に最後のメッセージを送る。   
 かくして、世紀の秘密作戦の決行に向け着々と準備は整いつつあるが、必ずターゲットが屋敷にいると確証の判断が下せない。そこでCIA女性分析官のヴィヴィアンは、ある妙案を思いつくのだが・・   

ー以下、第3弾へ続く。   

ー写真カットは、作戦前の猛訓練中、隊員たちに檄を飛ばすシールズ隊長、本作シーンより。


































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君よ、FC2の正岡子規たれ!

 執筆再開、おめでとう!   
 旧約『ヨブ記』にもある如く、選ばれし才能ある者の
故に、天は彼に大いなる試練を与える。  
 私は、この世に生を受け、今、ここに生かされている
ことに感謝する。合掌   
 
 君よ、FC2の正岡子規であれ!
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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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