塩村文夏都議、外国人記者クラブ記者会見


2014/6/25  ”フリーライター・シリーズ ”   
ー「ニコ生」で昨日、24日午後3時より、「塩村文夏都議記者会見 主催:日本外国特派員協会」の生放送があった。各国の外国人ジャーナリストを前に、塩村都議が6月18日、都議会本会議の一般質問中に起きた不規則発言について説明する。  
 海外メデイアまでが取り上げた「セクハラ野次」問題、渦中の塩村文夏都議が自らの言葉でその心情を語る。左に日本人の女性通訳者、右に同協会の司会のジャーナリスト、中央に塩村都議が座り、女性通訳者が逐次英語に訳す。   
 「18日の都議会の一般質問で、3つのテーマで質問しました。3番目の女性の晩婚化、出産・育児、不妊で悩む女性に対して、東京都がどのような支援を行っていくかについて質問をしていたところ、『結婚をした方がいいんじゃないか』という野次が私の耳に入って来ました」   
 「野次についてはある程度覚悟していましたが、まさかこのような古典的な野次が本会議の議場で飛んで来るとは思いませんでした。あまりに突然不意をつかれてしまい耳を疑い、一瞬(質問が)止まってしまいました」   
 「そのような野次があったことにビックリし、また不意打ちを受けたことで悲しくもあり、その時苦笑いをしてしまいました」 
 「大きな声で皆さん、野次を楽しんでいるような状況で、私はどんどん悔しい気持ちが増して来ました。スピーチを終えて、席に戻った時、座ってから少し涙がこぼれました」   
 「その後誰も名乗り出ず、私は18日に処分要求書を議長あてに出しましたが、該当する議員の名前が分からず、受け取ってもらえませんでした。また都議会あてにも処分要求書を提出しましたが、これもその人物が特定出来ず、受理されませんでした」   
 「今後も再発防止という点でも、野次を発した議員は名乗り出て頂きたいと思います。これを切っ掛けに首都東京の都議会が変わっていくことを望んでいます。ありがとうございました」  
 塩村都議のスピーチが終わり、その後質疑応答へ。日本人記者も含め、会場の世界各国の記者、ジャーナリスト、特派員13人から質問あり。質問中、ドイツ人記者が名乗り出た都議を大変若い議員だったと勘違いしたり、また塩村都議自身も、謝罪した男性議員を高橋議員と言い間違え、後に司会者が訂正する場面もあった。   
 質疑応答を終え、開始から1時間20分後、塩村都議は会場から退場した。   

     *     *     *   

 今回の「セクハラ野次」問題、自民党の鈴木章浩都議(51)一人が名乗り出て、これで政治決着を図るという玉虫色の有耶無耶感が残る。野次を飛ばした男性議員は複数人いたと、塩村都議が指摘するように、計らずも自民党のセクハラ体質と女性蔑視の風潮は何ら変わっていないことが露呈された。   
 安倍首相も今回の「セクハラ野次」でみんなの党の浅尾代表ではなく、当事者の塩村都議に対して謝罪するべきであった。口先では女性登用と女性の社会進出を言い立てるアベノミクスの矛盾と欺瞞を今こそ、女性と都民は問え!  
 因みに、都議会の議員127人中、女性議員は25人である。国会議員では772人中、女性議員の数は僅か78人。そして日本は男女格差ランキングで、135ヶ国中101位と先進国として異常に低い。   
 驕れる自民党と日本社会におけるセクハラ体質との戦いは、これで完全決着したのではなく、これからその戦いの第一歩が今始まるのである。   

ー写真カットは、外国人記者クラブで「セクハラ野次問題」についてスピーチする塩村文夏都議。「ニコニコ動画」から転載。



















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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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