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パッチギ! (1)


2014/9/19  ”名作映画シリーズ ”   
ー夏場は夏バテのため一時中断しましたが、9月に入り気候も涼しくなり、「名作映画シリーズ」再開です!本日は、井筒和幸監督による京都を舞台にした喧嘩とラブストーリーを描いた、笑いと涙と感動の青春映画「パッチギ!」(2005年公開)をお届けします。   
 出演者には、後に世間を騒がせた(笑)沢尻エリカ、塩谷瞬、高岡蒼祐が揃い、音楽は加藤和彦(2009年、62歳で自殺)、脚本は羽原大介。翌年の2006年、李相日監督、羽原大介脚本による「フラガール」がヒットする。それでは皆さん、1960年代のあのアツイ時代の京都へレッツ・ゴー!   
 ファースト・シーンは、1968年の京都に始まる。グループ・サウンド全盛の頃、地下にあるライヴハウスの会場では若い女たちの黄色い嬌声の中、人気GSグループ「オックス」のリード・ボーカル、野口ヒデト(加瀬亮)が、マイクの前で熱唱する。
 「キャアー!キャアアー!キャアアアーッ!」   
 ハンカチを振りながら、観客の娘たちは次々と失神。恍惚状態となり最高潮に達したヒデトと他のメンバーも、ステージ上でバタバタ倒れる。救急車がサイレンを鳴らし、現場へ駆け付ける。その店の前を通りかかった高校生の松山康介(塩谷瞬)と友人の吉田、メンバーのポスターを見ると、女にもてたい一心で当時流行したマッシュルーム・カットに。  
 早速、学生服姿にマッシュルーム・ヘアーの康介と吉田は、哲学の道沿いのベンチに座り、修学旅行中の女子学生をナンパする。しかし彼女たちは皆、笑いながら歩き去って行く。その観光地の一角では、黒い学生服の他府県の修学旅行生数人が談笑中。そこへ、民族衣装のチマチョゴリを着たキョンジャ(沢尻エリカ)と友人の女子学生が通りかかる。その二人を見て、男子学生らがからかって嫌がらせをすると、飛んでもないことに!?   
 急を知って駆け付けて来た朝鮮高校の猛者たち、まずは番長のアンソン(高岡蒼祐)が、からかった張本人の学生に頭突きを浴びせる。続いて観光バスの中に逃げ込んだもう一人を中から引き摺り出し、返り討ちにする。さらに数十人がかりでその観光バスを横転させる朝鮮高校の学生軍団。康介と吉田の二人もその現場にいたため、トバッチリを受ける羽目に。
 翌日、康介の通う東高校の授業で、毛沢東思想かぶれの担任の教師が、朝鮮高校との親善サッカー試合を提案する。康介と吉田にその大役が任され、二人は朝鮮高校へと赴く。おそるおそる朝鮮高校の中に入った二人、職員室を捜すが校舎の中で迷い、番長のアンソンらグループに取り囲まれ逃げ出す。   
 やがて吹奏楽部の部員たちが「イムジン河」を練習するその音に誘われ、康介はある教室へ近付く。そこでフルートを吹くキョンジャを見て、康介は一目惚れ。再びやって来たアンソンら朝鮮高校の学生たちに囲まれる二人、そこで勇気を出して康介が言う。  
 「僕、東高校の松山康介と言います。親善サッカーの申し込みに来ました。これ受け取って下さい」   
 「はい、預かります」とフルートを手に立ち上がるキョンジャ。帰り際、昨日喧嘩したあの朝鮮高校の番長、リ・アンソンがキョンジャの兄であることを吉田に知らされる康介だった。   
 「3時間待ちですわ」と告げるチェドキ。場面は変わって、ボウリング場へやって来たアンソン、親友のモトキ、弟分のチェドキ、そしてチマチョゴリ姿のガンジャ(真木よう子)。しかしガンジャは半分嫉妬もあり、日本人女に現を抜かすアンソンに
呆れ、男たちを残して先に帰る。当のアンソンは、ボウリング場の片隅で従業員でガールフレンドの桃子と乳繰り合っていた。
 すると受付に、宿敵の東高校空手部主将の大西(ケンドーコバヤシ)が、部員二人を連れてやって来る。その三人に喧嘩を売るモトキ。小柄だが血の気が多いチェドキに駆け付けたアンソンも加勢して、ボウリング場内で乱闘が始まる。空手の技を繰り出す三人の空手部員に喧嘩殺法で応戦するアンソンら三人。支配人の制止も聞かず、レーンの上でも喧嘩する彼ら6人。   
 レーンの床に血を流し倒れた大西と空手部員に尚も鉄拳を振り下ろし、残忍な制裁を加えるアンソンとモトキの二人。リドリー・スコット張りのバイオレンス・シーン描写を思わせるこの井筒ワールドを私は敢えて評価しない。   
 一方、康介は友人の吉田と一緒に、楽器店でギターを物色中であった。康介とキョンジャの恋の行方は如何に・・   
      
ー以下、第2弾へ続く。

ー写真カットは、朝鮮高校の学生数十人が、観光バスを横転させるシーン。でも乗用車なら兎も角、バスは無理なんちゃうん(笑)



   

























  
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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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