ローン・サバイバー (3)

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2014/10/9  ”名作映画シリーズ ”  
ー「奴らがやって来るぞ!」と偵察から戻って来たマーフィ大尉が、3人の隊員に知らせる。「奴らの速度は?」「とても速い」「ダニー、戦闘位置に付け!」「タイムカードを押すぜ」とM4A1カービン銃のガイドスコープを覗き込みながらマーカスが言う。「撃て!」とマーフィ。   
 「パン、パン、パーン!」「ダッダダダーッ!!」   
 終にアフガン山中で、4名のシールズ隊員と200人のタリバン兵による凄まじい銃撃戦が始まった。4人の隊員はカービン銃のガイドスコープで標準をよく見定めながら、林の中を走り岩陰に隠れ適確に撃ち続ける。それに対してタリバン兵は、木陰からAK47ライフル銃で撃ち返して来る。   
 「こちらスパルタン0-1、敵と交戦中!急速対応部隊を要請する!」通信兵のデイーツ二等兵が前線作戦基地へ無線を試みるが、応答がない。以下、アフガン山中の戦場での銃撃戦が、リアルかつ忠実に再現される。数に勝るタリバン軍団は機関銃、携帯式ロケット・ランチャーで反撃する。無線機まで撃たれ使用不能となり、廃棄する。4人のシールズ隊員は負傷し、劣勢となり退却し、崖の手前まで追い込まれる。その崖から飛び降り、急斜面を転がり落ちる4人の隊員。  
 木の幹と岩にぶつかり、落下は停止。4人は互いの安否を確かめ体勢を立て直すが、休む間もなく、タリバン兵の猛攻が始まる。次々と被弾し負傷しながらも、山中を走りながら反撃する隊員4名。この激しい銃撃戦の中で、隊員同志の戦友愛、戦場における隊長の自己犠牲の精神、負傷しながらも最後の最後まで戦い抜く兵士の姿が、感動的に描かれる。 
 足を撃たれたデイーツ二等兵を引きずり、抱え上げ、終には肩に担いで逃げるラトレル一等兵。敵の銃で手の指を吹き飛ばされ、脚を撃たれ、腹部を撃たれた隊員たちに声を掛け、傷口をチェックする衛生兵のラトレル。そこへまたタリバン兵が追って来る。タリバン軍団によるさらなる猛攻が続く。足を負傷して歩けなくなったデイーツ二等兵が、タリバン兵の銃撃に倒れる。指をなくしながらも、見事な射撃技術で次々とタリバン兵を打ち倒す狙撃兵のアクセルソン二等兵。マーフィ大尉は最後に残った衛星電話を使って、もう一度作戦本部へ通信を試みる。しかしそのためには、敵のタリバンに身を晒して山頂まで行かなければならない。   
 「マーカス、『勇者は、決して戦いから逃げない』」そう言うとラトレル一等兵に最後の弾倉を渡し、マーフィは決死の覚悟で山頂へと向かう。上から撃ち下ろすタリバン軍団。山頂を目指すマーフィ大尉を谷底から援護射撃するマーカスとアクセルソン。   
 「こちら、マイク・マーフィ大尉」「大至急、近接航空支援を!」「了解」   
 やっと岩場の山頂に辿り着いたマーフィ大尉は死力を振り絞って、作戦本部に航空支援を要請する。そこへ駆け上がって来たタリバンの狙撃兵が、背後からAK47で3発撃つ。撃たれながらもマーフィ大尉はその場に立ち続け、作戦本部に現地の村の座標を知らせる。やがてマーフィは目を閉じ、ゆっくりと岩場に崩れ落ちる。   
 要請を受け、バグラム空軍基地からクリステンセン少佐以下、急速対応部隊隊員らが2機のチヌーク・ヘリに分乗し出動する。しかし援護のアパッチ・ヘリが出動中のため、アパッチなしで2機のチヌーク・ヘリは現地へ飛び立つ。   
 アフガン山岳地帯の現地へ緊急出動したチヌーク・ヘリを待っていたものは?山中の谷底で満身創痍で戦い続けるアクセルソン二等兵の運命は?そしてなぜマーカス・ラトレル一等兵だけが、戦場でただ一人奇跡の生還を果たすことが出来たのか、以下、第4弾へ続く。   

ー写真カットは、タリバン兵の猛攻撃を受け、命懸けで崖から谷底へ飛び降りる4名の隊員。











   











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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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