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ローン・サバイバー (4)


2014/10/10  ”名作映画シリーズ ”   
ーかくして航空支援要請を受けたチヌーク・ヘリが攻撃用ヘリ・アパッチの支援なしに現地に向け飛び立ったことが、悲劇につながることになる。   
 再び谷底で戦い続けるアクセルソン二等兵の元に戻ったラトレル一等兵は、マーフィ大尉が戦死したことを告げる。生き残った二人の兵士は、互いを鼓舞する。   
 「ダニーとマイクは死んだのか」「俺たちはまだ死んでいない」「「まだ戦える」「おまえは死なない」  
 「バーーーン!」崖下の岩場に身を隠す二人に、タリバンの軽ロケット・ランチャーが撃ち込まれる。二手に分かれ応戦するラトレルとアクセルソンの二人の隊員。   
 その頃、チヌーク・ヘリのコックピットでの交信。   
 ”一体何事だ!?” ”アパッチの支援なし。危険だ、撤退しろ!” ”陸軍部隊の要請があり、アパッチが1機もいない!”
 そのまま2機のチヌーク・ヘリは、救援のため飛び続ける。二人が空を見上げると、やっとヘリがやって来た。  
 ”降下用意!” ”降下!” 「行くぞ!」   
 山頂の僅かな岩場の上でチヌーク・ヘリはホバリングしながら、降下ロープを降ろす。最初の隊員が、ロープを手に取る。
 「シュルル~ン!」「ドッカーーーン!!」そのチヌーク・ヘリ目掛けて、タリバン兵が肩撃ち式ロケット・ランチャーを撃ち放つ。ヘリは被弾し、炎上・爆発。16名の隊員諸共、機体は谷底へ墜落する。   
 ”メーデー!ブルーノ64が墜落!”   
 もう1機のチヌーク・ヘリは惨劇の山頂を離れ、二人の隊員を残したまま飛び去る。最後の望みに突き放されても、戦い続ける二人の兵士。M4A1カービン銃の弾を撃ち尽くしたアクセルソン二等兵は腰の拳銃を抜き、タリバン兵と戦い続ける。しかし接近戦で体を撃たれる。それでも拳銃を構え、地面に伏せ匍匐前進しながら、撃ち続ける狙撃兵のアクセルソン二等兵。やがて拳銃の弾丸も撃ち尽くし瀕死のアクセルソンは、木の幹を背負うようにして座り込む。意識が朦朧となったその時、タリバン兵の弾丸が彼の頭部を撃ち抜く。   
 「アクセルソン!」戦友の名前を呼びながら、岩場を歩くラトレル二等兵。そこへまたもタリバンのロケット・ランチャーが。地面に叩き付けられたラトレルは、何とか岩の窪みに身を隠す。その岩の上にタリバン兵がやって来る。その下で息を殺す
ラトレル。その上空を救援のため出動したアパッチ・ヘリが旋回する。しかし地上では戦闘もなく、赤外線反応もなく、救援ヘリはまたも現場から飛び去る。   
 負傷したラトレルは、その岩の下で眠り一夜を明かす。翌朝、目を覚まし立ち上がり、体中打ち身と傷だらけのラトレルは、銃を手に歩き出す。前方に川があり、その川の中に全身で飛び込み、顔を洗い傷を癒す。すると背後で人の声が。
 「下がれ!近付くな!」と川の中で叫ぶラトレル。そこには村人の男たち数人が立っており、現地語で何か言う。リーダー格の鬚の男が手を差し伸べ、ラトレルを川岸へ引き上げる。村人の男二人に抱えられ、村に入りその鬚の男の家に入る。
 「ここはどこだ?」「なぜ俺を助ける?」男が現地語で話すが、何を言ってるのか分からない。ラトレルはポケットから地図を取り出し、メッセージを書くと男に手渡す。男は家の中にいたもう一人の鬚の男に何か言い、それを預ける。その羊飼いの男は直ちに、米軍基地を目指し村を出る。   
 しかしその後、林の中の血痕を追って、AK47を手にしたタリバン兵数人が村にやって来る。家の中から連れ出され、ラトレルは危うくタリバンに処刑されそうになるが寸前で、その鬚の男、グーラーブと村の男たちが武装し、ライフル銃を突き付け彼らタリバンを村から追い出す。   
 「私の客人だ。村から出て行け!」「なぜ米兵を助ける。皆殺しだ!」   
 その後、アフマドの右腕のタリバン幹部、タラクは再び大勢の兵士を引き連れ、村を襲うのだった。銃撃戦が始まり、AK47ライフル銃を手に反撃するグーラーブと村の男たち。数と武器で勝るタリバン軍団の猛攻が続く。   
 そこへラトレルの手紙を受け取った米陸軍戦闘捜索救助隊の攻撃ヘリ・アパッチ4機が飛来し、地上のタリバン兵を上空から機関銃掃射する。さらに地上に降り立った米陸軍の精鋭兵士たちが、タリバン兵を攻撃する。村人の案内で一軒の家の中に入る米陸軍の兵士たち。家の中では、負傷したマーカス・ラトレル一等兵が横たわる。  
 「マーカス・ラトレル一等兵か?」と誰何する兵士。ゆっくりと頷くマーカス。   
 「さあマーカス、帰ろう」と米兵が言う。両腕を米兵二人に支えられ、足を引き摺りながら無事救出されたマーカス。家の外
では、命の恩人のグーラーブ父子が静かに見送る。   
 「ありがとう!」と最後に二人に声を掛ける。息子の少年が駆け寄ると、マーカスは少年と抱き合う。ただ一人のシールズ隊員の生還者、マーカス・ラトレル一等兵は救援ヘリに乗り、手当てを受け、空軍基地へと運ばれる。  
 ラスト・シーンは空軍基地の病室に運ばれ、医師による集中治療を受けるベッドの上のマーカスが描かれる。戦場で勇敢に戦って戦死した戦友たちに思いを馳せながら、彼は目を閉じて静かに眠るのであった。   
 最後に、エンデイング・クレジットと共に、「レッド・ウィング作戦」で戦死したシールズ隊員たちの写真(実際の人物)が、次々と映し出される。   
 そして最後に、マーカスを助けたアフガンの村人たちの二千年にわたる「パシュトン族の掟」が明らかにされる。  
 「いかなる代償が伴おうとも、汝、敵から逃げる者を守り抜け」   

  
              (了)   

ー写真カットは、タリバン兵との激しい銃撃戦の末、米陸軍兵士によって救出されるマーカス・ラトレル一等兵。

        


  






































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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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