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ガメラ 大怪獣空中決戦 (3)


2014/12/9  ”名作映画シリーズ ”  
ー本作品の見所として、本物の自衛隊の戦艦、ジェット戦闘機、戦車、ヘリコプター、地対空ミサイルが迫力満点でスクリーン上に登場する点にある。これには当時の防衛庁が全面協力し、これまで従来の怪獣映画ではミニチュア模型を使用していたが、中年ミリタリー・オタクの私としても興味深々天津飯(笑)   
 さらに、樋口真嗣特撮監督による「平成ガメラ」の造形美が逸脱である。専門のデザイナーと造形作家がガメラの斬新なイメージと造形を追求し、また伝統的な精緻な東京タワーのミニチュア・セットと合わせ、最新のCG、デジタル合成技術も融合している。   
 本作ストーリーに戻る。かくしてガメラの登場によって、ギャオスの攻撃から救われた米森が言う。   
 「草薙さん、ガメラは味方です」   
 一方、浅黄は米森に貰った勾玉をお守りのように身に着け、制服のまま東京から新幹線に乗り、ガメラの後を追う。すでに自衛隊による警戒体制が敷かれており、浅黄は途中の「三島駅」で新幹線を降りる。   
 同じ頃、駿河湾上空を飛ぶギャオス、それを追うガメラ。地上から陸上自衛隊の「81式短距離地対空誘導弾」通称「短SAM」がガメラに向け発射される。ミサイルが命中、地上へ落下するガメラ。駅のテレビのニュースでそれを知った浅黄は、ガメラが落下した富士山麓へ行こうとする。駅前からタクシーに乗り、運転手に訴える。  
 「富士山へ、行けるところまでお願いします!」「駄目、駄目。怪獣が見たいなら、大人しく映画館で見てろ」と若いタクシー運転手(松尾貴史)が諭す。「どうしても行かなければならないんです」と後部座席で懇願する制服姿の女子高生の浅黄。後方を振り返り、仕方なく車を発進させる運転手。   
 夜の富士山裾野、ガメラを取り囲む陸自の74式戦車隊と87式偵察装輪装甲車部隊。まず照明弾が落とされ、続いて隊長が合図する。   
 「第一次攻撃、開始!」   
 10数台の74式戦車の主砲が、一斉に火を噴く。砲撃による一斉攻撃を受けるガメラ。   
 「ギャウオオオーーーン!!」夜の天空に向け咆哮する守護神ガメラ。   
 やっと富士山麓近く、県警が警備する現場までタクシーに乗ってやって来た浅黄。若い運転手は、「止まれ!止まれ!」と制止する警察官を振り切って検問所を突破する。タクシーを降りると、遠方に戦車部隊による集中砲撃を浴びるガメラの姿があった。  
 その陸自の戦車隊に続き、次は航空自衛隊の戦闘機による集中爆撃が始まる。堪らず転倒し、亀の子状態になるガメラ。するとその時、上空にギャオスが飛来。動けなくなったガメラに向け、急降下で超音波メスの攻撃を仕掛ける。切り刻まれ、手から緑の血を流すガメラ。   
 「逃げて!」お守りの勾玉を手で握り締め、祈る浅黄。守護神ガメラとシンクロした浅黄のその手から赤い鮮血が流れる。ギャオスの追撃を寸前でかわし、ジェット噴射で飛び立ち逃げるガメラ。勾玉の発光が消え、それと同時に浅黄は、タクシー運転手の腕の中で気を失う。   
 その夜、病院の病室に浅黄を見舞う父の草薙。   
 「ガメラは?」「海の方へ逃げた」「手遅れにならないうちに早くしないと」「でもガメラと私も少し休まないと」そういうと浅黄は、またベッドで眠りに就くのだった。   
 再び防衛庁(当時)の緊急対策会議の席で、制服組のトップたちと米森、真弓が作戦について協議する。真弓が環境庁(当時)の斉藤審議官に進言する。   
 「『ギャオス捕獲作戦』は危険過ぎます。巨大化、凶暴化したギャオスは人間を襲うのです」   
 その後、真弓と米森は研究室で、彼女の大学の後輩の研究者、道弥とギャオスの調査研究結果について話し合う。最新の遺伝子レベルの研究成果が、パソコン上のデータで示される。   
 「ギャオスの染色体は一対のみ。しかもギャオスの染色体は、YY型の他にXX型もありました。つまり単体生殖で雌雄の別なく、爆発的に増え続けるのです」   
 ここで、突っ込みを(笑)因みに生物学的に言うと、YY型の生物の存在は考えられない。また下等動物ならともかく、ギャオスのような巨大生命体が、メスだけで繁殖することは不可能である。別に固いことは言わずにサ、怪獣SF映画だから、まあ、いっか~(笑)
 その間にも、ギャオスは人里離れた山中の村で人を捕食し、ますます巨大化する。一方、傷ついたガメラは海底深く眠り続ける。そしてそのガメラと思念を通じるかのように、勾玉を手に浅黄も守護神ガメラの巫女のごとく、眠り続けるのであった・・・  

ー以下、第4弾へ続く。   

ー写真カットは、富士山麓で陸自の戦車による一斉射撃攻撃を受け、咆哮するガメラ。











   
 











  








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Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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