京の名水をゆく


2015/3/28  ”京都シーン行”  
ー春分の日から一週間、日毎に春めく季節となりましたが、皆さん、如何お過ごしでしょうか。 
 先週の21日、春分の日には早くも、鹿児島でソメイヨシノが開花。京都の桜はまだ固い蕾のままですが、来週以降、京の桜だよりをアップする予定です。春の京都散策行、本日の話題は、「京の名水」について語ります。 
 千年の都、京都はまた同時に、水の都でもある。京都の街の中心部を鴨川が南北に貫流して流れ、上賀茂神社、下鴨神社、京都御所の地下には豊かな地下水が流れており、京都南部にはかつて巨大な池、巨椋池があった。北から南までその京都盆地の水源・地下伏流水は、琵琶湖の水量に匹敵すると言われる。  
 京都各地のその名水によって、伏見の清酒、京の懐石料理、豆腐、京友禅、茶道などの京文化が、代々育まれて来た。また
「名水あるところ美人あり」とも言われ(笑)、名水は美と健康の源でもある。  
 因みに、「京都三名水」とは、醒ヶ井(さめがい)、県井(あがたい)、そして梨木神社(1)の染井(そめい)の三つの井戸を言う。この三名水の中で、「染井の水」だけは未だ涸れずに現在も湧き続ける唯一の井戸である。 

       *       *       *  

 京都は千年の歴史を有するかつての都であり、また日本中、世界中から観光客が訪れる観光都市でもある。昨年2014年、
日本を訪れた外国人観光客は1、000万人。本年2015年には、1、200万人が見込まれる。5年後、2020年には東京五輪が開催され、東京、日本へ世界各地から外人観光客がやって来ると予想される。  
 2015年春、いよいよ京の観光シーズンが到来。全国の皆さん、どうぞ京都へお越しやす~。  

<脚注>   
ー(1)梨木神社(なしのきじんじゃ):京都御所の東側に隣接する神社。明治維新の功労者である三条実萬(さねつむ)・実美   (さねとみ)父子を祭神とする。明治18年(1885年)、別格官弊社として創建された。境内にある井戸「染井」の名水と毎年
  9月に開かれる萩祭りが有名。   

ー写真カットは、梨木神社の染井の名水にチャレンジする外人観光客のグループ。3月26日撮影










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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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