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幸福の黄色いハンカチ (1)


2015/3/29  ”名作映画シリーズ ”  
ーこの所多忙のためしばらく中断しましたが、名作映画シリーズ「高倉健 追悼特集」を再開します。本日は、高倉健 主演の「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)をお届けします。  
 原作は、ピート・ハミルの「黄色いリボン」、これを日本風に脚色。映画「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督がメガホンを取り、北海道を舞台にしたロードムービーの名作です。あっ、言い忘れたけど、本作は皆さんのお近くの某「ツタヤ」にてレンタル作品であります。「えっ、何?」 私は何も言ってないヨ(笑)  
 ファースト・シーンは、彼女に振られた花田欽也(武田鉄也)が、アパートの部屋で寝転んでしくしくと泣く場面から始まる。心機一転、工員の欽也は勤めていた工場を辞め、退職金で新車を購入し一人旅に出る。向かった先は北海道、東京からフェリーに乗り、釧路で船を降りる。  
 一方、失恋した傷心の小川朱美(桃井かおり)も東京から一人旅で北海道へやって来る。朱美役の桃井かおりは、当時26歳。決して美人のタイプとは言えないが(笑)、個性派の新進女優としてその演技力が光る。そしてもう一人、本作品の主人公、8年間の刑期を終え、網走刑務所を出所した元炭鉱夫の島勇作(高倉 健)。この3人が運命的に出会う場面から、本作ストーリーが展開していく。  
 釧路から網走まで買ったばかりの新車でドライブの旅を続ける欽也は、網走駅前で片っ端から女の子に声を掛ける。
 「彼女、乗ってかない!車で送るからサ」  
 そのナンパ中の欽也の前を一人旅の女、朱美が通りかかる。 
 「俺の車に乗っていけば」と透かさず朱美に迫る欽也。足早に歩き去る朱美。尚も朱美を追って、欽也は駅前の食堂に入って行く。図々しくも朱美の隣りの席に座り、欽也はコーヒーを注文する。  
 その後方のテーブル席には、先に入店した勇作がいた。注文したビールとラーメンとカツ丼がテーブルに運ばれ、食べ始める。コップに注いだビールを勇作は、8年振りに娑婆に戻った開放感を味わうかのように一気に飲み干す。続いて、いとおしむようにラーメンを啜りながら、器用に箸を使って食べる勇作。このシーンは、ワン・テイクでOKが出た。山田洋次監督もその名演技には思わず唸ったと言われる。高倉 健はこの食堂のシーンに2日間絶食して臨み、彼の俳優としてのプロ根性を伝える逸話として有名。  
 食堂で朱美を口説き落とした欽也は赤のファミリアの助手席に彼女を乗せ、北海道の観光地をめぐる二人旅を続ける。網走を出て海岸にやって来た欽也と朱美の二人。朱美は車から飛び出し、オホーツク海に面する浜辺へと走り出す。そしてその砂浜の一角には、先程食堂にいた勇作も座っていた。再び運命の歯車が回り始め、やがて三人は車で旅を続けることになるのであった・・  

ー以下、第2弾へ続く。  

ー写真カットは、網走駅前の食堂で欽也と朱美、そしてカツ丼を食べる勇作の3人が遭遇するシーン。
















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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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