汝、子々孫々に後悔なかりしか

2015/7/21  ”時事評論シリーズ ”
ー先週の16日午後、安全保障関連法案が衆院本会議で強行採決され、自民・公明両党などの賛成多数により可決、参議院に送付された。民主、維新、共産、生活、社民の野党5党は採決を退席した。   
 参院で採決されなくても、衆院で議員の3分の2以上の賛成で再可決できる「60日ルール」が9月14日以降に適用されるため、安保法案は今国会で成立する見込みとなった。  
 本法案が再可決・成立すれば、従来の憲法解釈では認められてこなかった集団的自衛権の行使が可能となり、今夏戦後70周年を前にして日本の安全保障政策は、大きな転換点を迎えることになる。

       *       *       *

 世襲政治家、安倍晋三首相の血液型はAB型である。内に相反する二面性を持ち嘘も方便とばかり、時に国会答弁の場においても安倍首相は、平気で詭弁を弄する。率直に言えば、これを嘘つきと言う。また世襲3代目政治家である安倍首相は、トラウマとして偉大なる祖父、岸信介の影を追う。そして、このことが日本国民とわが国の将来にとっていかなる禍根を残すか、安倍首相自身気付かない。
 ここで歴史を顧みるに、1919年に制定された当時、世界でもっとも民主的な憲法とされたワイマール憲法の下、アドルフ・ヒットラー率いる「国家社会主義ドイツ労働者党」(ナチス)が選挙によって躍進する。1933年、ヒットラー内閣が発足し、ヒットラーは首相に就任。その後、ナチ党は他の共産党議員、民社党の議員らに弾圧を加え逮捕し、やがて憲法改正に必要な3分の2の議員の賛成を獲得出来るようになる。  
 かくして全権委任法を可決させ独裁者となったヒットラーは、第一次世界大戦で失われたかつてのドイツの栄光を取り戻すべく、領土拡大のための戦争と狂信的誇大妄想へと突き進んでいく。その後10数年間にわたり、ドイツをユダヤ民族をそして全ヨーロッパを破滅へと導いた独裁者、アドルフ・ヒットラー。
 そして21世紀の今、アベ・ヒットラーが亡国の安保法案によって「戦争をする国家」へと暴走を開始した。それは、かつて満州事変以降の戦前の軍国主義の日本が歩んで来た道に通じる。その結果、70年前のあの暑い夏、1945年8月15日、日本は敗戦を迎えた。以後戦後70年間、日本は米国の押し付けと言われようとも平和憲法に徹し、二度と戦争は起こさないと213万3915柱の英霊の御霊に誓ったはずだ。
  
 ここで私は問いたい。安保法案を野党議員と日本国民の声を無視して数の力で強行採決した安倍晋三首相よ、汝、子々孫々に後悔なかりしか!?合掌













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Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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