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LGBTは虹の彼方に何を見るか


2016/6/16  ”時事評論”  
ー6月12日深夜2時頃(米国時間)、フロリダ州オーランド市のゲイ・ナイトクラブ「パルス」に乱入した男が銃を乱射し、その後クラブ内で人質を取り籠城。現場に駆け付けた警察特殊部隊(SWAT)と銃撃戦となり、死者49人負傷者53人と米国史上最多最悪の銃乱射事件が起きた。  
 犯人は、オマール・マティーン容疑者(29)。アフガニスタン出身の両親のもと、ニューヨーク州に生まれる。マティーン容疑者は、SWATの隊員との銃撃戦で射殺された。犯行直前、同容疑者は「イスラム国」への忠誠を誓うと緊急電話で告げ、また事件後、「イスラム国」を支持するサイトがネット上で犯行声明を公表した。  
 同事件を受け、オバマ大統領は「テロ行為であり、憎悪によるものであることは明らかだ」と強く非難した。現在、同容疑者と「イスラム国」との直接的な関連について証拠はないが、米連邦捜査局(FBI)が捜査中である。  

       *       *       *   

 米国史上最悪の銃乱射事件となったオーランド・ナイトクラブの惨劇は、現在のアメリカの様々な局面を浮かび上がらせる。 
 まず最初に、オバマ政権によるLGBT優遇政策が挙げられる。ホワイトハウスの晩餐会で彼らを招き「紳士淑女の皆さん、そしてLGBTの皆さん」とオバマ大統領自らがスピーチを始め、ホワイトハウスが七色の虹でライトアップされ、連邦最高裁が同姓婚を全米で合法化する判断を示した。  
 しかしその一方、米国内の経済格差はさらに拡大し、貧しい白人層、移民たちは社会の底辺へと押しやられ、彼らの鬱憤が蓄積する。また銃乱射事件が頻発する理由として、銃が簡単に手に入る「銃社会」アメリカの実態が指摘される。厳しいチェックもなく、犯罪歴がなければ、軍用ライフル、高い殺傷力を持つ自動小銃まで民間人でも購入出来る。  
 そしてリゾート地としてのフロリダの特色がある。フロリダにディズニー・ワールドが開園し、人々はアメリカの繁栄と享楽を謳歌する。ディズニー・ワールドでは毎週ゲイ・パレードが開催され、かくしてオーランド市はLGBTに寛容な町となった。そのオーランドのゲイ・ナイトクラブでLGBTたちが語り合い、高価な酒を飲み、深夜まで踊り明かす。  
 そして他民族・多文化のアメリカへの憎悪、映画「タクシードライバー」(1976年)の主人公、トラヴィスの如く行き場のない怒りを抱え込み、その挙句「イスラム国」の狂信的過激思想に感染した孤独な移民二世の男が深夜、ゲイ・ナイトクラブに乱入。クラブ内で踊るLGBTたちに向け、自動小銃を乱射し続けた。  
 オバマ政権の優遇政策で自らの権利を勝ち取ったアメリカのLGBTたちは、虹の彼方に一体何を見るか!?オーランドのゲイ・ナイトクラブの惨劇は、奇しくもLGBTとテロリストとアメリカの闇と狂気をその虹色の光で今照らし出している・・  

ー写真カットは、12日未明、SWATとマティーン容疑者との銃撃戦が続くオーランドのゲイ・ナイトクラブ「パルス」の現場。6/13付、BBCNews Japan のニュース動画から転載。  

  
 
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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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