二階堂 新、先斗町を歩く


2016/7/11  ”京都シーン行”   
ー7月に入り、祇園祭が始まった夏の京都、いよいよ今週末、祭りは最高潮へ突入します。本日は、先週7/8(金)午後、京都のディープ・ゾーン、先斗町を歩いたレポートを以下、お届けします。  
 まずある所用のためマウンテンバイクに乗り、四条烏丸へ向かう。市内中心部の大型書店の前に愛車を停め、四条烏丸の交差点へ。四条通り商店街には、早くも祇園囃子の音色が流れる。用事を済ませてふと見ると、直ぐ近くに長刀鉾が建つ長刀鉾保存会がある。早速、Dバッグからコンパクト・デジカメを取り出し、正面全景のカットを撮る。入口前には、小さな白い皿に盛った清めの塩が置いてある。  
 再び愛車のマウンテンバイクを走らせ、河原町二条へ。河原町二条の交差点を左折し、二条木屋町を南下する。三条通りを通過し、先斗町歌舞練場南側の一角に愛車を停める。そこから歩いて2、3分、先日の7日午後7時過ぎ、先斗町の居酒屋「茜屋純心軒」で起きた火災現場をデジカメを片手に現場検証する。  
 丁度入口付近には、店の関係者らが出入りしていた。デジカメをそっと取り出し、さり気なく観光客を装い(笑)、周囲の風景を撮る。あまりしつこいと怪しまれるので、一度現場を離れる。平日午後の先斗町通りの500メートルを実際に歩いてみる。その2メーターにも満たない細い路地の両側には飲食店、老舗和菓子店、レストラン、バーが軒を連ねる。台車に食材のダンボール箱を積んだ業者、出入りの店の関係者らが行き交う。  
 途中、小さな公園があり、隣接する駐車場の鉄柵には参院選候補者の間の抜けた顔写真のポスターが掲げてある。前方で赤い浴衣姿のバックシャン美人(笑)をカメラマン風の若い男が撮っていたので、声を掛けてみる。すると写真を撮っていたのは男ではなく、ボーイッシュな若い女!?日本人かと思ったが、二人とも香港から京都へやって来たと言う。歩きながら、片言の英語で暫し話す。私が香港の映画スター、ジャッキー・チェンのファンだと言うと、目を丸くして驚くボーイッシュな香港娘。やがて二人は先斗町のレストランへ入店、そこで別れる。  
 その後も、細い先斗町の路地をゆっくりと漫ろ歩く。町家風の店の前には納涼床の提燈が下がり、日本人観光客、外国人観光客らが店の前を覗き込みながら歩いている。ある店の前にはカラフルな和傘が展示してあり、竹の垣根がある料亭、新鮮な野菜を店頭に並べた店、京の和菓子を売る老舗和菓子屋と、いかにも京都らしい先斗町情緒を味わう。  
 やがて京のメイン・ストリート、四条通りへ出る。振り向いて見上げると、赤い提燈と先斗町の看板が。再び先斗町通りを北上して歩く。そしてもう一度、居酒屋「茜屋純心軒」の火災現場へ向かう。人通りも関係者の出入りも絶えた現場をゆっくりとカメラに収める。出火原因は、従業員が団体客用に燃やした20キロの炭が厨房で出火したとか。幸い火事による死者も負傷者もなく、店舗を2軒焼失したのみ。しかし火災現場に近寄ると、今も木材が焼け焦げた臭いが鼻を突く。  
 かくして午後5時前、そろそろ赤いネオン、白いネオンで色付く夕刻の先斗町を後にする。もう一つの京のディープ・スポット、木屋町ストリート夜の部は、いずれまたの機会に(笑)   

ー写真カットは、7/7夜、先斗町の居酒屋「茜屋純心軒」で起きた火災現場のブルーシート。7月8日午後撮影。  

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Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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