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C-130、内戦前夜の南スーダンへ飛ぶ


2016/7/13  ”時事評論”  
ー2011年7月、石油利権をめぐりスーダンから分離・独立した南スーダン。その後2015年8月、対立していたキール大統領派とマシャール副大統領派による停戦合意が成立した。  
 その南スーダンの首都ジュバで10日朝、キール大統領支持派とマシャール副大統領派の反政府勢力による大規模な戦闘が再燃した。その数日前から続いていた両派の銃撃戦で死者は275人に。銃撃が始まったのは、反政府軍のキャンプ内。政府軍が同キャンプをヘリ、迫撃砲、重火器で砲撃し、さらにこの戦闘で国連施設も攻撃を受け、避難した南スーダンの難民にも多くの負傷者が出た。
 10日に起きたこの戦いで両派の戦闘は激化、昨年8月の停戦合意から再び内戦状態へ逆戻りした。国連安保理は停戦合意を無視した両派を激しく非難。また国連のパンギムン事務総長は10日、「両派の部隊が撤退するよう強く要請する」との声明を発表した。翌日の11日、キール大統領とマシャール副大統領は配下の部隊に戦闘停止を命じたが、現地では12日にも散発的な銃撃戦が続いている。   
 現在、南スーダンには日本の陸上自衛隊が駐留するほか、国際協力機構(JICA)の関係者ら70人の邦人が滞在する。日本政府は11日、C-130輸送機3機を近国ジブチへ派遣することを閣議決定。中谷元防衛大臣が派遣命令を出した。11日夕、C-130輸送機1機が、航空自衛隊小牧基地を離陸した。  
 首都ジュバには、JICA関係者50人を含む70人の邦人が滞在中。また現地では陸上自衛隊の施設部隊が、国連平和維持活動(PKO)に参加している。邦人保護のため、陸自PKO部隊が邦人らを陸路で空港まで輸送し、その後、自衛隊の輸送機で南スーダン国外に退避させることも検討する。PKO法に規定された業務内で、邦人退避のために適用・実施されれば、今回が初のケースとなる。  
 先週、7月5日、バングラデシュのダッカで、過去最悪邦人7名が犠牲となるテロ事件が起きた。中東、アラビア半島、西欧各国、そしてアジア地域でも今やテロが拡散・拡大化する。今後も日本政府は、海外の紛争地において邦人保護のため自衛隊による超法規的救出劇を展開することになるだろう。  

ー写真カットは、7月10日、南スーダンの首都ジュバで再燃した戦車、ヘリ、重火器による大規模な戦闘のワン・シーン。7/11付、
CNNのニュース動画から転載。   

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Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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