スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

西陣にロボットがやって来た!


2017/9/27  ”京都シーン行”  
ーよく晴れた秋晴れの午前、西陣の京町家を撮影した後、コンパクト・デジカメを手に西陣界隈を歩く。雨宝院北側の細い路地を進むと、右手に石畳の道が続く。両側には西陣の織物工場を改築したギャラリー、レストランが立ち並ぶ。  
 目的は、2003年秋頃だったか、この路地のどこかにあった織物工場跡を改装したアートホール。一度石畳の道をどん尽きまで北上し、また引き返す。記憶と思しき場所に古びた木造建築にグリーンの暖簾と女型ロボットが展示してある店舗を発見。SF短編も書く売れない小説家(笑)兼フリーライターの二階堂、そのロボットに手招きされるように建物の中に入ってみる。  
 店内は広く天井も高く、織物工場を改築した造り。入口で声を掛け店内の女性に尋ねるが、よく分からないとのこと。もう一人別の女性が現れ、改めて聞いてみる。するとこの会社は今年6月にこの場所に移って来たそうで、やはり捜していた以前のあの工場跡のアートスペースだった!?  
 改めてテーブルの席に座り、総務部の森さんにお話を伺う。会社名はロボットベンチャー企業、テムザック中央研究所。本社は福岡県にあり、本年2017年6月、研究拠点としてテムザック中央研究所が、西陣の元織物工場であったこの建物を改装・再生して開所した。最先端ロボットの研究開発、国内外の大学研究所と産学協同開発を行い、災害救助、警備、介護、教育用シミュレーター、家庭用見守りロボットなど実用ロボットを手掛ける日本のロボット開発のパイオニア企業である。  
 入口にあったのは、1999年に開発されたヒューマノイド超遠隔操作型ロボット。撮影機能、対話機能、発声機能を持ち、時速3kmで移動することが出来る。この6月、テムザック中央研究所が開所した際、「西陣にロボットがやって来た!」と大々的に地元の新聞社にも取り上げられ、研究者、関係者の他にも外国人観光客も訪れると、総務部の森さんが言う。  
 その後も、私が大学時代、西陣に下宿していたことや以前あったアートスペースにもよく通っていたこと、京都のベンチャー企業の話など含め、話題が弾む。私が西陣の町家に下宿していた1970年代後半、西陣織産業はピークへ。その後斜陽化が進み、西陣の衰退が指摘されてから久しい。西陣はかつて平安京の大内裏があった場所。1200年の歴史と伝統が脈々と受け継がれる土地柄。21世紀の今、西陣に新しい風を!  

ー写真カットは、グリーンの暖簾とヒューマノイド型ロボットが展示された株式会社 テムザック中央研究所の正面入口。9月26日午後撮影。   
   

 
スポンサーサイト

■ Comment

非公開コメント

プロフィール

二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
二階堂 新 賢者は、かく語りき
最新記事
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。