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君は燃える香港を見たか!?


2019/9/8  ”時事評論”   
―8月30日、「雨傘運動」の学生リーダー、ジョシュア・ウォンとアグネス・チョウが当局によって拘束・逮捕される。二人は保釈金を積み、即日保釈された。ジョシュア・ウォン氏は31日のデモは中止すると発表した。しかし31日、警察の許可が得られないままデモは決行される。   
ー立法会周辺のデモでは警察が放水車と催涙弾を使って集結した市民を退散させた。  
ー地下鉄の太子駅では警官隊が駅を封鎖し、警官が市民に暴行を加えた。さらに電車内に突入し、警棒で車内の乗客を滅多打ちにし、催涙スプレーを噴射した。  
ー警察が繁華街で突然催涙弾を多数発射し、救急救命士と記者を狙い、催涙スプレーをかけながら警棒で強打。通りがかった多数の市民も被害を受けた。   
ー地下鉄駅内で香港警察の取り締まりに抗議した香港永住24年の白人男性を警官は数人掛かりで抑え込み、拘束・逮捕した。 
ー地下鉄駅内でデモ参加者の負傷者が出たにもかかわらず、警察はシャッターを降ろし、構内を封鎖。緊急医療ボランティアが泣きながら負傷者救出を訴えるが、警察はこれを拒否。  
 9月2日、新学期が始まった香港の中学高校、大学で一斉に授業をボイコット。    

        *        *        *    

ー8月31日、民主派団体「民間人権陣線」は警察の許可が得られないためデモを中止した。しかし市民たちは香港各地で集会とデモを決行した。  
 これに対して香港警察による武力鎮圧はエスカレートする。特に立法会周辺では警官隊は市民に向け催涙弾を発射し、放水車で蛍光塗料入りの青い水を噴射。またデモ隊の扮装をした黒衣姿の男たちが火炎瓶を投げる様子が撮影され、その動画が公開された。黒い服の男は背中に識別用のLEDライトを点け、腰には警官が所持する拳銃を下げていた。これまで香港デモで警察の暴力により3人が失明し、2人が暴徒の襲撃を受け負傷し、8人が自殺、1183人が逮捕された。   
 8月31日は5年前に79日間続いた「雨傘運動」が始まった日。中国政府により香港行政長官の選出から民主派が排除。民主派議員は香港の普通選挙を求め、この日から抗議活動を開始した。5年後、「逃亡犯条例」に反対する今回の香港デモにも自治と普通選挙を求める香港市民の精神が受け継がれる。   

 今後、10月1日に控える建国70周年軍事パレードに向け、中国共産党が天安門事件の時のように自由と民主主義を求める香港に軍事力を投入すれば、30年前とは明らかに状況が異なる今、中国政府は欧米を始め世界中の非難を浴び、中国共産党体制は終わりの始まりを迎えることになるだろう。  
    
ー写真カットは、8月31日夜、香港警察本部前で燃え上がるバリケードとそれを見守るデモ隊。「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」のニュース動画から転載。   
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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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