FC2ブログ

中華人民共和国建国軍事パレード


2019/10/10  ”時事評論”   
ー10月1日、北京の天安門広場で中華人民共和国建国70周年を祝う「国慶節」の軍事パレードが行われた。 
 習近平国家主席は天安門楼上で「いかなる勢力も偉大なる祖国の地位を揺るがし、中国人民の前進を妨げることはできない」と演説し、人民の団結と愛国心、軍事力誇示を訴えた。パレードには過去最大規模1万5千人の将兵、580台の車両、160機の航空機が参加。また米国を牽制するべく米本土にも届く新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41」や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、無人攻撃機など陸海空軍とロケット軍、戦略支援部隊の最新兵器が次々と公開された。軍事パレードに続き、市民ら10万人が参加する祝賀パレードも行われた。  
 しかし北京市内はパレード前日から厳戒態勢に。天安門広場周辺の地下鉄駅、大通りの商店は閉鎖され、交通規制が敷かれた。北京市民は天安門広場の軍事パレードを見ることが出来なかった。     

        *       *        *   
ー1949年10月1日、毛沢東は北京の天安門広場で中華人民共和国の建国を宣言した。以後、毎年軍事パレードが行われていたが、その後中断。1984年以降、35周年、50周年、60周年、70周年とそれぞれ開催された。2013年に国家主席に選出された習近平は今回、3度目となる軍事パレードに臨んだ。歴代の国家主席としては異例。   
 抑々、中華人民共和国と中国共産党の70年の歴史とは内モンゴル、チベット、ウィグルで行った多民族への侵略、迫害、植民地支配の歴史そのものであった。10月1日の「国慶節」に合わせて香港では各地でデモや集会が開かれ、デモ隊と警官隊が衝突。デモ隊は煉瓦や火炎瓶を投げつけ、警官隊は催涙弾を発射して応戦。多数の拘束者や負傷者を出した。   

 中華人民共和国建国70周年「国慶節」の軍事パレードで天安門広場に居並ぶ66歳の習近平国家主席、76歳の胡錦濤前国家主席、93歳の江沢民元国家主席。一方、「国慶節」軍事パレードの当日、香港デモの最前線の現場で命懸けで戦う香港の20代の若者たち。   
 古来、権力を得た老人は常に過去の栄光にしがみつき、何者も恐れぬ若者は明日の希望に賭ける。    

ー写真カットは、10月1日、「国慶節」の軍事パレードで天安門広場に居並ぶ中国共産党の長老たち。   
    
          
   
 
スポンサーサイト



■ Comment

非公開コメント

プロフィール

二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
二階堂 新 賢者は、かく語りき
最新記事
カレンダー
08 | 2020/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる