ブレードランナー  (3)

 SF的マニアックに語るその前に、今少し本編のストーリーを以下。    
 タイレル社で秘書のレイチェルにも、レプリカント用の検査を試みるデッカード。彼女はパスするが、そこにも
また、深い伏線がある。その後、ブレードランナー、デッカードは、逃亡した4人の男女のレプリカントのその行方を追う。まず、ヘビ使いの女、ゾーラを追い詰める。この時、過剰ともいえる「バイオレンス・シーン」がある。楽屋から逃げ去るゾーラを、背後から銃で撃つ。前のめりに倒れ、ショー・ウィンドーの粉々になったガラス
の破片の海の中、息絶える女レプリカント。このシーンが、耽美的に云々とか言う趣味は、私にはない。  
 追跡の途中、レイチェルに危機を救われながら、デッカードは、3人を「処分」する。一方、地球に舞い戻った
彼らの目的とは、4年の寿命よりも長く生きるその方法にあった。旧約的父親殺しともいえる、生みの親のタイレ
ル社長を殺害したバテイー。雨のビルの屋上、丸腰の素手で、銃を持つデッカードと決戦を挑む。圧倒的優位にあ
るにも関らず、彼はデッカードの命を助け、降りしきる雨の中、命尽きる。   
 そして、ここからもう一つのストーリーが、始まる。つまり、レプリカントは、4人ではなかった!?アパート
に戻ったデッカードは、タイレル社から逃げて来たレイチェルのその手を取り、自らのアイデンテイテイー(彼自身も、”レプリカント”であるかもしれないという本作品の究極の含み)を賭け、逃避行するのだった・・・   
 -以下、第4弾では、本作品に込められたリドリー・スコット監督のメッセージと、2001年9月11日の
 同時多発テロについて語ります。尚、次回は、「ブロマガ」限定記事、月額料金315円になります。
スポンサーサイト

■ Comment

非公開コメント

プロフィール

二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
二階堂 新 賢者は、かく語りき
最新記事
カレンダー
12 | 2017/01 | 02
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる