候補者ビル・マッケイ  (1)

 夏バテで一時ヘタっていましたが、念願のクーラーを導入し、体調も回復。「名作映画」シリーズ、アメリカ特集第2弾は、ロバート・レッドフォード主演、米国政界の内幕を描いた名作「候補者ビル・マッケイ」をお届けし
ます。    
 ファースト・シーンは、サーカスのショー待つかのような集会に集まった人々の表情から始まる。やがて選挙に
敗れ、支持者を前に敗北宣言をする候補者の姿。カメラは、その背後で動く「選挙屋」たちを映し出す。その選挙
屋の一人、マービンは足早に会場を去ると、次のターゲット、新しい候補者を見つけ出す。それが州知事の息子で、若く有能な弁護士、ビル・マッケイ(ロバート・レッドフォード)だった。   
 「政界に打って出ないか」と口説くマービン。まんざらでもないビルは、妻の理解も得て、対立候補のジャーモンの立会い演説会を視察する。会場で聴衆の盛大な拍手を受ける、ベテラン上院議員のジャーモン。その晴れ姿を
見たビルは、早速選挙人届けを出し、マービンの友人、選挙屋のプロのオフィスを訪ねる。選挙屋の太った男は、
力説する。「素材はいい、これからだ」「テレビを使って、演出を効果的にやる」「やる気のある若い候補者を売り込む」「勝ち目はある!」   
 この戦術は、かつてケネデイ大統領が新しいメデイアであるテレビを研究・分析し、アメリカの大衆に戦略的に
アッピールした方法である。かくしてビル・マッケイ候補は選挙キャンペーン用映像を製作し、パーテイで資金作り活動を行い、テレビ番組に出演する。工場労働者、若者、黒人の居住地区にも立ち入り、時にジェット機で州内
を遊説に飛び回る。彼は人々の中に入り、人々に語りかけ、その声を聞き、アメリカン・デモクラシーの原点、
「草の根民主主義」に徹する。    
 しかし新人候補で正論を主張するだけでは、ライバルのジャーモンに勝てないとマービンに諭される。窮地に陥ったビルは、やむなく州知事である父親の支持と援助を請うに至る。それから、じわじわとポイントを伸ばすと、
ついに対立候補のジャーモン上院議員が、公開討論に応じた。   
ー以下、続編に続きます。    

  Bye now.See you tomorrow.    

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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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