猿の惑星  (3)

 かくして脱走したテイラーは捕らえられ、再び檻の中へ。ノバとも引き離され、別々の檻へ。檻の中からテイラーは、言葉を話せないノバに語りかける。  
 「地球には大勢女はいたが、本当は誰も愛せなかった」「私は、地球をすてて来た」「スチュアートはいい女だ
った・・・」そしてテイラーは、宇宙船内の事故で死亡した、女性乗組員スチュアートについて話す。人間嫌いの
彼には、ある目的があった。   
 「彼女を新世界のイブにするつもりだった」「彼女が死んで残念だ」「私を愛してくれるか?」「君に愛がわかるか」ノバはじっと耳を傾け、やがてテイラーにほほえみを見せる。   
 そこにゴリラの衛兵がやって来ると、彼は荒々しくある場所に連行される。その場所とは、裁判の特別法廷だった。テイラーは被告人にされ、ジーラ博士とコーネリアスが同席する中、国立アカデミーの総裁、長官、検事による査問会が開かれる。宗教裁判を思わせる逆説の法廷論争。猿人が人間という「異端」を裁く。   
 「裁くのではない。処分を決めるのだ」「裁かれるのは科学的異端だ!」とゼイウス博士が叫ぶ。  
 「意義あり!」ジーラはテイラーを擁護し、最新の学説を主張する。コーネリアスも訴える。   
 「彼は他の惑星からやって来たと言っています」  
 「茶番だ!悪い冗談だ!」と否定するゼイウス。ならばと、猿のトップご一行は、テイラーを連れて博物館へと
向かう。そこには、ノバら生き残った人類がいた。その中の一人に近づくテイラー。   
 「ランドン!」しかし同僚だった彼は脳を外科手術され、言葉を話せない姿になっていた。再び法廷の席で、真実を訴え続けるジーラ博士と婚約者の考古学者のコーネリアス。   
 「聖典以前の文化が発見されました」   
 「異議あり!」「二人を異端の罪で告訴する!」  
 「問題の動物の処分を決定する。以上!」   
 うなだれて法廷を去るジーラとコーネリアス。そしてテイラーは、勝ち誇ったゼイウス博士の部屋に呼ばれる。
そこでゼイウスは、彼にある取り引きを持ちかける・・・   
ー以下、第4弾へつづく。   

  Bye now.See you tomorrow.    

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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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