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そして、10年が過ぎた

「時事評論シリーズ」(4)    
  そして、10年が過ぎた・・・ 
   ~「9・11テロ事件」10周年を考える    二階堂 新(フリー・ライター)    

 9月11日午前9時半過ぎ(米現地時間)、ニューヨーク「グラウンド・ゼロ」で米同時多発テロ10周年の追悼式典が行われた。オバマ大統領夫妻、ブッシュ前大統領夫妻、ブルームバーグNY市長が参列。同時テロで亡くなった、世界90ヶ国以上の国々と24人の日本人犠牲者を含む2977人の犠牲者の鎮魂とテロ根絶を誓った。 9月11日の追悼式典を控え、「グラウンド・ゼロ」周辺では厳戒態勢が敷かれ、NY市内は一時大渋滞、イスラム系アメリカ人から反発もあった。オバマ大統領は、急遽寄稿し、「イスラムとは戦争しない」と発表した。また式典前には、ニューヨークと首都ワシントンを狙ったテロ情報も取り沙汰された。さらに日本と英国では、米大統領専用機「エアーフォース・ワン」の飛行計画がインターネット上に流出する事件もあった。   
 5月1日(現地時間)未明、「9・11テロ事件」の首謀者とされる国際テロ組織アルカイーダの指導者、ウサ
マ・ビンラデインの暗殺計画が実行された。その深夜、ホワイトハウスでの異例のオバマ大統領によるビンラデイン殺害のニュースが、世界中を駆けめぐった。   
 「ビンラデイン暗殺」を指示し、容認するオバマ大統領とこれを歓喜で祝福するアメリカ国民とNY市長と前大統領。確か、オバマ大統領は、ノーベル平和賞受賞者ではなかったのか。私は、仮にビンラデインを暗殺しても、
テロの脅威がなくなるとは思わない。本来の「テロとの戦い」とは、イスラム社会の貧困、無知、社会的格差を取り除き、イスラム社会の国情に見合った民主化を根気よく推し進めることにあると確信する。   
 今年2011年1月、チュニジアに端を発するアラブ世界の民主化を求める声は、エジプトのムバラク政権を倒し、ついにはリビアのカダフィ政権まで崩壊させた。もっともカダフィは、依然抵抗を続け予断は許されないが、
確実に時代は変化した。   
 2001年の「9・11テロ事件」発生から10年、アメリカが尚も「テロの脅威」を主張し続けることに、我々はもっと警戒すべきである。テロ=「恐怖」と「憎悪」の連鎖をあおり立て、再び21世紀を「テロの世紀」
とはしないためにも。






    
 

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Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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