サタデー・ナイト・フィーバー  (3)

 本作は、ダンスとデイスコ音楽をテーマにした映画であるが、同時に1970年代後半、ニューヨークの下町に
生きる若い男女の姿を鋭く描写する。トニーの仲間が敵対するグループに襲われ、入院する事件。神父だった自慢
の兄が神父をやめ、家に帰ってくるシーン。その兄が家に戻って来なかったある夜、食卓で母親と口論。トニーの
その叫びに、母親は泣き崩れる。デイスコで、ガールフレンドを妊娠させたトニーの友人が、「神父」のフランク
に告白、相談するシーン。今改めて本作品を見直すと、男女のダンス文化と「宗教観」がこの映画には散りばめら
れていることがわかる。  
 本作ストーリーにもどる。ダンス・スタジオで、早速練習着に着替え、アネットとレッスンを始めるトニー。受付でふと見ると、別の教室にレオタード姿のあの女が。練習を終えると、アネットを先に帰らせ、トニーは、ステ
ファニーにアプローチする。  
 「君、ダンスがうまいね」「ホラ先日も、デイスコで会った」「で、何のご用?」  
 しかし、彼女のそのあまりの高飛車な態度に、あえなく轟沈。トニーは、部屋を立ち去る。家に帰ると、神父の
兄、フランクが帰省していた。何年か振りに同じ部屋のベッドで、兄のフランクは、神父をやめた心情を彼に吐露
する。数日後、再びダンス・スタジオへ。トニーは、改めてステファニーに申し込む。  
 「今度、コンテストがある。君と組んで出れば、優勝だ」「僕と組まないかい」じっと聞き入るステファニー。
 「歳はいくつ?」「20だ。19だけど、もうすぐ20歳になる」とトニーが言う。   
 「誘惑しない?」「しない」「OKよ」   
 かくして、マンハッタンのオフィスに勤める、年上のワーキング・ガールのステファニーとペアを組むことに成功したトニー。次の日から、スタジオの教室で、優勝を目指して猛練習を始めるのだった。練習後、トニーは、ス
テファニーに提案する。   
 「もっと練習しないと」「今度の土曜日、いつものデイスコでどう?」   
 「多分ね」とステファニーは、返すのであったが・・・   
ー以下、第4弾へ続く。   

   Bye now.See you tomorrow.   

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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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