舞台は、近未来2019年のロサンゼルス。漢字や片仮名まじりの日本語の看板のある、リトル・トーキョウを
思わせる、多国籍・多民族の中華街の一帯。ストーリーは、宇宙殖民都市から逃亡し、地球に潜入した4人のレプリカント、人造人間を追う、ブレード・ランナー、デッカードのハード・ボイルド風SF映画。
ロスという都市は、SFの舞台にかくもよく似合うのか。確か、「ターミネーター」シリーズの舞台も、近未来
のL.A.だったはず。オレは、行ったことないけど・・・。待てよ、いや、ある。あった。オレ、確か、1980年の夏、アメリカ留学の際、乗継で、当時世界最大といわれた、ロサンゼルス国際空港を、荷物を抱えて数時間
ウロウロした記憶がある(笑)一度、「L.A.SF都市論」をやってもいいかも(笑)
今日は、もうあまり時間もないから、私が持っている、「ブレード・ランナー」ファイナル・カット(2007年)に話を戻す。このバージョンは、初公開から25年を経て、リドリー・スコット監督自身による、再編集と
最新のデジタル映像処理を施したもの。
1982年の劇場公開版では、カットされた映像とより深みのあるストーリー、その作品性が追求されている。
私も,SFも書くもの書きとして、悪いクセで(笑)つい、深読みしてしまう。実際、このSF映画の名作、「ブ
レード・ランナー」こそ、さまざまなストーリー展開、マニア的な読解(笑)、主人公のデッカードも含めた、レ
プリカントたちの解釈が多様にできる映画はない。
でも、私としては、一SFファンとしても、皆さんに純粋にSFの名作映画を楽しんでもらえれば、当コーナー
を立ち上げた甲斐があるというものです。オレ、別に、「映画ヒョーロン家」でもないし(笑)ただ、映画、特に
洋画が、ホント好きなだけだからさ。
というわけで、次回も、リドリー・スコット監督の「ブラック・レイン」を取り上げます。2月14日アップの
予定です。請う、ご期待。
ー最後に、(3)で、この映画のデータをアップします。
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