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猿の惑星:創世記 (3)

 ウィルに背を向けたシーザーは、ある決意を胸に秘めていた。その夜、自らの檻を出たシーザーは、一頭のチンパンジーを使い、檻のサルたちを餌付けする。それからセンターを脱出したシーザーは、ウィルの自宅へ走る。ベッドで眠るウィルとキャロラインの姿を確かめると、冷凍室の「113」を取り出し、再びセンターへ。新薬の113を噴射させ、仲間のサルたちに投与する。   
 センターのオフィスでは、ドッジと飼育係の男が言い争う。  
 「誰がクッキーを盗んだ!?」「オレじゃあない!」   
 その部屋のテレビでは、本作シリーズのテーマとなる、火星探査船「イカルス号」の打ち上げを伝えるニュース
が流れる。ふとガラス越しにドッジが運動場を見ると、シーザーが仲間のサルたちに何かを訴える姿が。振り向い
たシーザーの目には、ある意志の力が宿る。その後、虐待を繰り返すドッジとシーザーの対決シーン。電気棒を振りかざすドッジ、それを受け止めるシーザー。   
 「その手をどけろ!」「イヤだ!」と言葉で応じるシーザー。仲間のサルたちが応援する。ドッジに歯向かい、彼を張り倒し、次々と檻を開け放つシーザー。保護センターの天井の窓から脱出するサルの群れ。そして今、シーザーに率いられたサルの「反乱」が始まった。   
 シーザーらサルの軍団は、まず研究所へ。監視カメラと研究設備をこわし、仲間のチンパンジーを開放する。出社したジェイコブス所長は、ヘリで研究所を脱出。ゴリラが動物園に乱入、柵をこわし動物園のサルたちも開放する。   
 それを追う市警のパトカー、ヘリに乗った所長、警官ら、そしてウィルとキャロライン。サンフランシスコを思わせるその街で、サルと人間の”市街戦”が繰り広げられる。シーザーらサル軍団の目的地は、橋の向こう側にある「安らぎの森」。ここで、ゴールデン・ゲート・ブリッジを舞台にした、壮絶なサルと人間の戦いのシーンがある。   
 「十分に引きつけろ!」「銃撃だ!皆殺しだ!」と市警のヘリのパイロットが叫ぶ。ここでも、本シリーズの象徴的なシーンがある。長い棍棒を手にした騎馬の警官が、次々と無防備なサルたちを殴り倒す場面が続く。しかし
霧がかかり視界が悪くなると、一斉に反撃に転じるサルの軍団とリーダーのシーザー。ついに逃げ出す警官たち、
パトカーの上で勝ち鬨を上げるシーザー。   
 「あいつがリーダーだ!」そこへ、ジェイコブスの合図でヘリから銃撃。間一髪で、これを勇敢なゴリラが身代わりとなり、至近距離に近づいたヘリ目掛けて体当たりする。ヘリは爆発、墜落。新薬の富と名声を求めたジェイコブス所長の末期。   
 やがて、橋の向こう側にある森へ辿り着いたサルの軍団。パトカーで追うウィル。公園に入り、シーザーを呼ぶ。現れたシーザーに、ウィルが語りかける。   
 「家に帰ろう」するとシーザーは、ウィルの肩を抱き、引き寄せて言った。  
 「シーザー、ここがホーム」   
 そう言うとシーザーは、仲間のサルたちが待つ群れの中へ帰って行く。ラスト・シーンは、森の杉の巨木の頂上
に立ち、橋の対岸の街並みを見降ろすシーザーの勇姿で終わる。エンデイング・クレジットが流れる中、隣人のパイロットは、空港から全米、全世界へ飛び立つ。しかし、制服姿の彼が咳をすると、すでにウィルス感染した彼の
ハンカチには鮮血が。最後に、全作品を貫く伏線が、深く静かに暗示される。























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二階堂 新

Author:二階堂 新
 1955年生まれ、京都在住。フリーライター、フリーカメラマン、作家、企画主催者。皆さん、ヨ・ロ・シ・ク!

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